2学期終業式講話

皆さんにとって、2学期はどうだったでしょうか。

思い起こせば、例年より短い夏休みのあと、8月下旬から登校を開始し、今日まで長い2学期でした。

幸いにも蟹江中学校でコロナウィルス感染をした人が誰も出ることなく、よって学校が休校になることもなく、今日無事に最終日を迎えることができたことを本当にうれしく思います。

 

2学期を振り返ると、まず、熱中症が心配されるほどの夏の暑さの中、マスクをつけて生活するのは本当に大変でしたよね。マスクをつける場面とマスクを外した方がいい場面、その使い分けがなかなか難しい時期でした。

 

そして、時間や内容を短縮しながら実施した学校祭、いろいろな制限がある中で、活き活きとグランドで躍動していた皆さんの姿を思い出します。このときは、全校生徒が一カ所に集まることができた貴重な時間でもありました。

 

また、宿泊行事がなくなった2・3年生、日帰りではありましたが、3年生は伊勢方面、2年生は知多方面へ出かけてきました。1年生も校外学習で明治村へ出かけました。例年とは違う変更に次ぐ変更の計画で不運な巡り合わせの本年度ですが、3学年とも素晴らしい好天に恵まれました。それぞれにクラスの仲間といい思い出になったのではないでしょうか。

 

6月の通常の学校再開から、ここまで約7ヶ月が経過しました。昨年度の今頃には、1年後にまさかこんな世の中になっているなんて想像した人は誰もいません。そのうちコロナ感染も終息するだろうと思いきや、今まで以上に予断を許さない状況は続いています。

 

普通なら、年末年始は久しぶりに親戚の方と顔を会わせる機会であり、毎年初詣に出かける人もいると思います。ただ、今回の年末年始は、少し用心して家で静かに過ごす時間が長くなりますね。

どうか、感染防止・健康管理に十分気をつけた冬休みを送ってください。

特に3年生は受験を控えた大事な体です。残り少ない中学生活へラストスパートができるように充実した時間を過ごしてください。

 

次回、全校生徒が学校に集うのは1月7日始業式です。全員元気に顔を合わせることを願っています。

「みなさん、よいお年を」

以上で、私からの話を終わります。

 

このあとは、各学年の代表者に「2学期を振り返って」というテーマで話をしてもらいます。