校長講話
 11/13 朝礼~負ける練習~
 枯れ葉が舞い、温かい日差しが恋しい季節となりました。生徒指導部の武田先生からは、いじめの話がありましたが、心の中はいつも温かでありたいですね。ところで毎日いろんな記念日がありますが、今日11月13日は何の日だと思いますか?「いいひざ」の日だそうです。そして昨日11月12日は、「いいひふ」から「皮膚」の日、一昨日土曜日11月11日はというと…。1が4つ並ぶと言うことで、色々な記念日になっています。例えば、箸が四本並んだ形に見えることから「いただきますの日」だったり、またまっすぐ長いまつげをイメージして「美しいまつ毛の日」だったり、そして「煙突の日」だったり、実に30以上の何かの記念日なのです。その中でも私の心に一番留まったのが「サッカーの日」です。なぜ「サッカーの日」だか、わかりますか?サッカーは11人対11人で行う競技だからです。私はよくサッカー観戦に行くのですが、「サッカーの日」にも、今季J2リーグに落ちてしまった名古屋グランパスの応援に出かけました。試合は0-3と、大敗してしまいました。これめまたJ1への復帰が難しくなりました。ところで、スポーツにはこうして「勝ち」「負け」がつきものです。皆さんは、「勝つ」のと「負ける」のとでは、どちらがいいですか?ふつうは「勝つ」方がいいですよね。「負けず嫌い」の人はなおさらだと思います。でも「負けるが勝ち」という言葉もあります。そんな中、先々週の土曜日に蟹中の武道場であった蟹江町柔道大会の要綱に素敵な詩を見つけました。相田みつをさんの「負ける練習」という詩です。少し紹介してみます。…(略)… まだ、続きますが、こんな詩です。大切なことは負けてもまた立ち上がることですね。負けた経験がない人は、いざ大切な時に負けてしまうと、簡単に心が折れてしまって立ち直れなくなってしまうのかもしれません。同時に負けた人の苦しみや痛みを理解できる優しい人にはなれません。ぜひ、皆さんにはたくさんの負けを経験して、逞しく優しいい人になってほしいと思います。
  11/2 駅伝壮行会~無駄に終わる努力はない~
 後期生徒会執行部の初仕事ですね。心温まる壮行会をありがとうございます。ところで東京2020、二度目の東京五輪まであと1000日を切りました。1964年の一度目の東京五輪から1972年のミュンヘン五輪まで3回連続して五輪に出場し全て8位以内、二度目のメキシコシティオリンピックでは銀メダルを獲得した君原健二というマラソンランナーがいます。いつも首を傾けて苦しそうなフォームで走る姿が特徴でした。苦しいときには「まず次の電柱まで走ろう」と念じながら走っていたそうです。その君原選手の言葉に「無駄に終わる努力など、あり得ない。」と言う言葉があります。今年は天候が不順で、グランドでの練習は十分にできなかったかもしれませんが、それでも学校祭の後から1ヶ月あまり、1、2年生は自分の部活動が終わってから、また3年生は、下校後残っての練習に、それぞれ精一杯取り組みました。みなさんのその努力は決して無駄に終わることはありません。選手に選ばれた人はもちろんですが、選手として選ばれなかった人も今日までの努力は必ず皆さんのこれからに繋がります。4日の大会ではこれまで一緒に練習してきた仲間を、そして何より頑張って努力してきた自分を信じ、全力を尽くしてきてください。 それでは駅伝部の健闘を祈り、エールを送ります。皆さんも協力をお願いします。蟹江中学校、駅伝部、「無駄に終わる努力など、あり得ない。」仲間を信じ、自分を信じ、そして全力で走りきることを祈ってエールを送る。 ~エール~ 頑張ってください。
 10/23 認証式講話~本に恋する季節です~
 今回の台風は、観測史上3番目に遅い時期に日本に上陸した台風でした。学校では池の水があふれ魚が逃げ出したり、2年生玄関前の駐車場が海のようになったりしましたが、みなさんのところは大丈夫でしたか?ところで、先日あった前期委員会報告、参加できずに申し訳ありませんでした。どの委員会もとても素晴らしかったと聞きました。あとで生徒会顧問の伊藤先生から皆さんが報告会のために準備したプレゼン等の資料を見せて頂きました。改めて皆さんが、様々な場面で陰になり日向になり、この蟹江中学校を支えてくれているんだな、と嬉しく思いました。その後、後期委員会委員長、学級委員、そして後期生徒会役員の認証を行いました。生徒会執行部の人のたちは、多くの人が立ち会い演説会で、「元気よく挨拶のできる学校にしたい」と、熱い思いを語ってくれました。素晴らしいですね。大賛成です。先日、図書館でこんな本を見つけました。「挨拶のバカか!」、えっ、あいさつはバカか?そう思って、もう一度タイトルをよく見ると、「バカか」ではなく、「バカ力(ぢから)」でした。気になって借りて読んでみました。その中にこんな実験が書いてありました。ちょっと実験してみましょう。生徒会役員の人、お手伝いをお願いします。こちらに来てくれますか?では、ここで前屈してください。次に元気よく「おはようございます」と声を出してから、前屈をしてみてください。どうですか?手品でも何でもありません。柔軟の力が増しましたね。言葉と脳、そして筋力とは密接に関係しているのです。「言霊」という言葉があります。聞いたことありますか?昔から日本では、言葉には不思議な力が宿っていると言われてきました。それを言霊と呼んで大切にしてきました。マイナスの言葉を発すれば負の力が、そしてプラスの言葉を発すれば正の力、前向きの力が発揮されます。ぜひこれからも、元気のいい挨拶で、明るいプラスエネルギーの溢れる蟹江中学校にしていきましょう。ところで、本の紹介をしましたが、今週末10/27(金)から11/9(木)までの2週間は読書週間です。今年の標語は「本に恋する季節です!」だそうです。こちらも最近読んだ本ですが、「スマホ断食」という本です。スマホや携帯は便利なものですが、扱い方を間違えるとかえって世の中を生き辛くすることもあります。本の中にあった「孤独な時間が人生を豊かにする。」という言葉がとても心に残りました。スマホ等でいつも誰かと繋がっていないと心配。それって本当に豊かな人生なのですか?と言うことだと思います。2~3日、思い切ってスマホや携帯を断食する、そうすることで新しい自分を発見をすることもできるかもしれません。読書にぴったりの季節です。ぜひ、スマホやテレビなど断食をして、1冊でも2冊でもこの秋に、本の世界に浸ってみてはいかがでしょうか。何か適当な本がないという人、お薦めの本を2冊用意してあります。良ければお貸しします。声をかけてください。それでは、これでお話終わります。
 10/21 朝礼「教育実習開始~新しい出会いを大切に!~」
 10月になりました。武田先生のお話にもありましたが、私も衣替えをしてきました。まだ少し暑かったようです。衣替えはもともと平安時代の宮中行事がもとになっているようです。6月1日からは夏服、そして9月1日からは冬服となっていました。蟹江中学校では、特に決められた期間はありませんが、それぞれ快適な学校生活を送ることができるように考えて衣替えをしてくださいね。中には1年間、半袖で頑張ろうと思っている人もいるかも知れませんが、背中を丸め、ポケットに手を突っ込み、その上風邪をひいてしまった、とそんなことにならないように、それぞれで判断してくださいね。ところで学校祭からもう10日経ちました。1学期の終わりに結団式があり、学級・学年の枠を取り払い、新しい出会い、繋がりができましたね。ある学級で書いた「学校祭を振り返って」の感想を見せていただきました。その一部を少し紹介したいと思います。
 結果は○○だったけれど、そんなこと考えられないくらい最高すぎるブロックでした。最高の団長と副団長、そして最高な仲間たちと出会えたことに感謝しかありません…。
 きっとブロック関係なく、多くの人が同じような感想をもったのではないでしょうか。本当に素晴らしい仲間ができたことと思います。素晴らしい蟹江中学校の伝統です。これからも大切にしてください。そして今日また、新しい出会いが始まります。あちらに私と同じようにスーツネクタイ姿の若者が立っています。3人の大学生の方が今日から3週間、教育実習をこの蟹江中学校でされることになりました。この新しい出会い、大切な縁に感謝して、互いにとって貴重な体験となるようにしてください。では、それぞれ3人の実習生の方から自己紹介をしていただきます。よろしくお願いします。
  9/21 文化祭開会式挨拶~大切な文化を伝えよう!~
 おはようございます。昨日は本当にお疲れ様でした。閉会式後の解団式、とてもいい雰囲気で、いつまでも解散するのが名残惜しそうでしたね。ブロックのない私は、教頭先生と指をくわえて、そんな皆さんを眺めていました。本当にいい仲間ができましたね。これからも大切にしてください。そして今日の文化祭は、縦割りの絆から、学級、学年、横繋がりの絆の力を発揮するときです。吹奏楽、そして有志発表と共に今からとても楽しみにしています。そして、今日はもう一つ、例年以上に楽しみにしている事があります。それは、生徒会による広島派遣事業の発表です。なぜか、それは一週間ほど前にあるとても残念なニュースと関係があります。偶然にもその事件はこの夏休み、これもまた蟹江町の交流事業で皆さんの仲間が訪れた土地で起こった事件です。3年生西山君、どこを訪れましたか?そう沖縄の読谷村という、日本一人口の多い村でしたね。3年生の人は社会科で学習したと思いますが、沖縄県は、今から70数年前、日本で唯一アメリカ軍が上陸して地上での戦争が行われ、多くの人が戦争の犠牲になったところです。沖縄では、洞窟の事をガマと呼びますが、読谷村にはチビチリガマという洞窟があるそうです。そのガマでは、戦争中逃げ込んだ多くの人たちが自ら命を絶ったそうです。多くの人の遺骨の眠るところ、平和を祈る場所にしようと遺族や地元の人が、千羽鶴を納めるなどして大切にしていた場所でした。10日ほど前、そのチビチリガマに地元の少年4人が、肝試し気分でやってきた、中にあった千羽鶴を引きちぎったり、平和の額や看板を壊したりしたというのです。「何てひどいことを」「しかも地元の少年が」私も大きなショックを受けました。すると昨日の夕刊に逮捕された少年の言葉が見出しになっていました。「ガマの歴史知らなかった。」と。地元の少年なのに、そのガマにどんな歴史があったか、知らなかったというのです。まず「知る」という事は、「文化」の出発点となります。今日は文化祭。「文化」というのは過去の人から未来の人へ、ずっと繋いでいくものです。私たちは「文化」を未来の人へ繋いで行く責任があります。中でも「平和」を守る、というのは私たち人類にとって大切な文化です。今日、生徒会の人たちから、しっかりその文化を受け取って、また次代へ繋いでいきたいと思います。最後になりましたが、本日も昨日に引き続き、たくさんのご来賓、ご家族、そして地域の方にお出かけいただきました。ありがとうございます。生徒たちの心を込めた合唱、吹奏楽発表、そして広島報告会に有志発表、楽しんでいただけたらと思います。どうぞよろしくお願いします。では今日も一日、みんなで大切な時を一緒に過ごしましょう
  9/20 体育祭開会式挨拶~真剣な顔で!~
 5分も早く、集合できました。皆さんのやる気がとっても伝わってきます。その熱気に台風も早々に通り過ぎて行ってしまいましたね。一方で、今回の台風で被災された方々も大勢いらっしゃいます。被災された地域の一日も早い復興を願うと同時に、被災地の方々に元気を届けるためにも.私たちの学校祭、全力で取り組みたいと思います。その待ちに待った祭典に、蟹江町副町長河瀬広幸様はじめ、ご来賓の皆様には、ご多忙の中、早朝よりご臨席いただきました。また大勢の保護者の皆様にも応援にお出かけ頂きました。心よりお礼申し上げます。ありがとうございます。    さて、皆さんが夏休み前、一学期から準備を進めてきた学校祭がいよいよ始まります。この間、スポーツの世界では、桐生祥秀選手がついに日本人で初めて100m10秒を切る、というビッグニュースもありました。また夏の甲子園では、広島・広陵高校の中村奨成選手が、大会新記録となる通算6本のホームランを放ちました。私もテレビでよく高校野球を観戦します。その高校野球で、私が一番心惹かれるのは、プロ顔負けのファインプレイや豪快なホームランなどではありません。高校野球一番の魅力は、選手一人一人の真剣な表情にあると思います。バッターボックスに、あるいはピッチャーマウンドに立つ、選手一人一人の表情には、これまでどれだけ真剣に練習に取り組んできたか、また今、この場に臨んでいるかが、はっきりと表れます。今日の体育祭、そして明日の文化祭、と皆さんの一場面一場面での真剣な表情を楽しみに応援したいと思います。「驚天動地~歴史が動く刹那~」のテーマ通り、皆さんが頭上の天を驚かせ、そして足下の大地をつき動かすような瞬間、瞬間の活躍を期待して、お話を終わります
  9/1 2学期始業式 ~「創造」の力を発揮しよう~
  長い夏休みが終わりました。グッと過ごしやすくなりましたね。支柱のない朝顔のようにあちこちいってしまわないように、自分の中にしっかりとした支柱となるものを立てることができましたか?夏休みが終わったことは、少し残念な思いもしますが、サッカーW杯の出場も決まりました。そして、私は楽しみなことが終わると、また今日から来年の夏休みに一日一日近づいているんだ、と自分を励ますことにしています。そして何より、二学期は、「学校祭」に始まり様々な行事があります。気候的にも何をするにも最適な季節です。同じやるなら、自ら前向きな気持ちで取り組みたいと思います。
 さて、一学期には3つの校訓のうちの2つについてお話をしましたが、覚えていますか?「自律」と「忍耐」ですね。今日は最後に残った3つ目の校訓、「創造」について、お話ししたいと思います。漢字で書くと「創造」なります。「創」も、「造」も「つくる」という意味の漢字です。どういう「つくる」なのか?その前に「AI」ということば、最近よく見聞きしますが、どういう意味だか、知っていますか?日本語に直すと、「人工知能」となります。「人工的に造られた人間のような知能」という意味です。AIの発達で、私たちの生活は目覚ましく変化しています。例えば、お掃除ロボットのような家電製品に使われたり、或いは自動運転の車の開発に使われたりと…将来は、良い悪いは別にして、様々な分野でこれまで私たち人間が行ってきた領域にAIがとって代わろうとしています。さらに「コンピュータ将棋ソフトが名人を破る」等と言ったニュースも耳にするようになりました。AI「人工知能」が、近い将来人間の知能を超えると予測している科学者もいます。実際、そう言う時代は来るかも知れません。ですが、人工知能というのは、そもそも人間により、過去の経験から得られた「答え」をたくさん記憶させ、その中から最も適した「答え」を導き出すということが基本です。例えば、このカメラで使っているSDカード、これもAIの基となり、たくさんの情報を記憶させることができます。16ギガバイトという記憶容量です。このカードに新聞の中身を記憶させようとしたら、一体何日分くらいの新聞の中身を記憶させることが出来ると思いますか?写真や絵などはなしにして、「文字」ばかりだと想定して考えてみてください。①5日分くらい、②50日分、③5年分くらい、④50年分くらい…正解は、少なめに計算しても軽く50年分くらいの朝刊の文字数を記憶することが出来るのです。これでは記憶力では、とても人工知能にはかないません。しかし、そんな人工知能にも弱点はあります。「記憶されていないことを導き出す」ということです。つまり「全く新しいものを生み出す」ということは、人工知能にはとても難しいことなのです。さあ、そこで3つ目の校訓「創造」ですが、「創造」には単に何かをつくる、生み出す、と言うことだけでなく、「新しいもの」をつくり出す、という意味があります。みなさんには、人工知能にはない「新しいものをつくり出す、生み出す」という能力があります。この能力は、AIが今後一層社会に広がってく中で、私たちに人間にとって、人間らしさを発揮する大切な能力となります。その「創造」の能力を、まずは学校祭で存分に発揮し、より素晴らしい蟹中祭にして欲しいと思います。二学期も「自律」「忍耐、そして「創造」を大切に、充実した学期にしましょう。お話終わります。
  8/21 出校日② ~「積算努力」~
 約3週間ぶりですね。3年生で、体験入学等に行っている人はいますが、大病したり、事故にあったりせず、そして今日は寝坊することなく、元気な顔を見せてくれてありがとうございます。ある小学校の校長先生から、こんな技(?)を教えもらいました。(唇をつまんでシュワシュワ…)何だか分かりますか?そう、クマゼミの鳴き声です。夏休みのはじめに盛んに鳴いていたクマゼミですが…ついにツクツクボウシの鳴き声を耳にする時期となってしまいましたね。ツクツクボウシ、今年もう聞いた人はいますか?セミも種類によってだいだい鳴く時期が決まっているようです。ツクツクボウシが鳴き始めると、もう夏も終わり。宿題を頑張らなくっちゃ!と、ちょっと焦っている人もいるんじゃないでしょうか?昆虫が成虫になったり、樹木の花が咲いたりというのには、気温が大きく関係していることは、理科でも勉強しましたね。その温度のことを、専門的な言葉で「積算温度」というんだそうです。一日の平均気温を合計した温度のことです。例えば、昨日の平均気温が30度で今日が35度なら、この二日間の積算温度は30度+35度で65度ということです。この積算温度が生物の成長に大きく影響しているのです。有名なところでは桜のソメイヨシノは2月からの積算温度が400度に達すると開花するそうです。またゲンジボタルは水中にいた幼虫が陸上に上がってからの積算温度合計が、これもまた約400度近くになると成虫となって光って飛び出すそうです。私たちにもにも当てはまることがないでしょうか?先日ある人が、今話題の中学生棋士藤井聡太四段の活躍と「一万時間の法則」との関連について話しているのを聴きました。皆さんは、この「一万時間の法則」って言うのを聴いたことがありますか?簡単に言うと「能力・才能に関係なく、どんな人も一万時間一生懸命努力すれば、その道の超一流になれる!」という法則です。藤井四段は小さい頃からこつこつ将棋に取り組んできた時間が中学生になって1万時間を超えてきたんじゃないかな?というお話です。皆さんも、一万時間といかなくてもいいので、毎日コツコツ、部活でも勉強でも、趣味でのまず1000時間を目標に取り組んでみてはいかがでしょうか?一日一時間、365日取り組めば3年で達成することができます。すぐに結果が出なくても、努力は蓄積されていきます。そしてあるところまで努力が貯まると突然にできなかったことができるようになると言うこともあるものです。私たち人間には、「積算温度」ではなく、「積算努力」が私たちには必要ですね。こつこつと頑張りましょう。お話終わります。
   7/31 出校日① ~やる気スイッチ「困難は分割しよう」~
  夏休みに入って10日経ちました。約1/4が経過したことになりますね。この間、部活動では西尾張大会、そして県大会もありました。先程伝達表彰をしましたが、勝敗、結果はともかく、またたくさんのドラマがあり、そしてたくさんの感動を頂きました。一生懸命頑張る皆さんの姿を応援うることができ、とっても幸せな気持ちになれました。ありがとうございました。この大会の応援に車で移動しているとき、お気に入りのラジオ番組を見つけました。「夏休み子ども科学電話相談」というラジオ番組です。主に小学生くらいの子が、疑問に思っていることを電話で相談し、その質問に専門の先生がラジオ番組の中で答えるというものです。先日もこんな質問がありました。小学校4年生の男の子の質問で、「アリは一匹いなくなっても、仲間のアリは気づくのですか?」というものです。どう思いますか?またこんな質問もありました。「植物の種と球根は、何が違うの?」さあ、答えられますか?ここで説明を始めるとっても時間がかかるので…。分からない人は、あとで理科の先生に教えて頂いてくださいね。どれも改めてその質問を聴くと、素朴だけで、そう言えばそうだ、なぜだろう?どうなんだろう?と、思うような質問ばかりで、ここ最近の夏休みは、この「子ども科学電話相談」を聴くことが、楽しみの一つになっていますが、私が子どものころは、夏休みの午前中、「夏休み漫画劇場」というテレビ番組がありました。30分のアニメが次から次と、何本も連続で放映されるのです。ちょうど朝ご飯を食べ終わった頃、最初のアニメが始まります。「これを見たら、テレビを消して宿題しよう。」そう思って一本見終わると、すぐに次のアニメのテーマソングが始まる、「う~ん、もう一本これを見たら…」「今度こそこれだけ見たら…」と、気がつくとあっという間にお昼です。午後は友達とプールに行ったり、虫取りや魚釣りに行ったり…そんな毎日が続き、結局、毎夏休み、最後の一週間は山となった宿題を片付けるのに超過密スケジュールとなって、徹夜に近いような状態になることもありました。皆さんはいかがですか?私のような夏休みを過ごしている人はいませんか?人間って、「何かやらなきゃいけないことがいっぱいあるな~」そう思うと、かえってなかなかやる気が起こらないようなとことがありませんか。その時、知っていると良かったな~と思う言葉があります。「困難は分割せよ。」という言葉です。大変そうに見えること、難しい問題も少しずつ分けてこつこつ取り組んでいけば、必ず片付けることができる、ということだと思います。他にやる気を出すため方法として、自分の頑張りや成果を見えるようにするという方法もあります。計画表などを作り、そこへ○をつけるなどしてチェックしていくと、自分の頑張りが目に見えてやる気が出ます。また、楽しみを作るという方法もあります。「これをやったら、○○君と一緒に○○へ行く。」という約束をするなど、頑張ったあとの楽しみを用意しておくのです。さあ皆さんはどんな方法で自分のやる気を起こしますか?あとで慌てた夏休みにしてしまわないように、自分自身のやる気スイッチをしっかり見つけ、残りまだたっぷり30日もある夏休み、さらに充実した楽しい夏休みにしてください。お話終わります。
   7/20  一学期終業式 ~自分の中にしっかりとした支柱を立てよう~
 学年代表の人、立派なスピーチでした。有り難うございました。1年生にとっては初めての中学校生活、長かったですか?あっという間でしたか?入学式直後は、背負っている鞄がとても大きく見えましたが、今ではすっかり中学生らしく、制服や部活姿も似合うようになりましたね。2年生は、郡上八幡への野外教室がありました。初日夜のキャンプファイヤーでは、とても仲の良い雰囲気が伝わってきました。特にトーチトワリングでは、演じる人だけでなく、見ている人までも、息のあった素晴らしい一体感を感じました。3年生はもちろん修学旅行。時間を大切にし、楽しむところ、学ぶところのけじめをしっかりつけ、仲間の絆をさらに深めることができた行事となりましたね。まさにねらい通り「最高の仲間と最高の思い出」がつくれたのではないでしょうか。また先々週から始まった中学校総合体育大会は、この日曜日で海部地区大会が終わり、一区切りがつきました。どの会場でも、最後の最後まで粘り強く、これまでの練習の成果を全て出し切ろうとしている蟹中生の姿がありました。中でも心に残ったのは、競技をする仲間に、声を枯らして懸命の応援する姿、ミスをした後輩を優しく励ますように肩を抱く3年生の姿です。こうやって蟹中の伝統は先輩から後輩へと受け継がれていくんだと思いました。そして、明日から夏休み、1年生は初めて部活動のある夏休み、また2年生はいよいよ部活動の主役を引き受ける時期であり、3年生は卒業後の進路に向け、本格的に準備を始める時期となります。どの学年の人にとっても、一生に一度しかない、大切な夏休みです。そこで、私からひとつお願いです。昨年の終業式、私はみなさんに、夏休みには「種を蒔きましょう、そして水をやって大切に育てましょう」そんな話をしました。とにかく長い休みを利用して、「何か、初めてみましょう。そして続けて努力しましょう。」ということでした。今年、皆さんにお話ししたいのは、その続きです。小学校の低学年の時、アサガオの種を蒔いて、育てたことはなかったですか?芽が出て、双葉になり、どんどん大きくなっていくとき、どんな世話をしましたか?水をあげただけでしたか?…支柱を立てましたね。支柱のおかげで、朝顔の蔓は上に上にと延び、途中途中で美しい花を咲かせます。支柱がないとどうなったでしょうか?朝顔の蔓は地面をはったり、あちこち周囲にあるいろんなものに絡まったりします。それでは、折角の美しい花も台無しです。みなさんの人生も同じです。成長していく上では、しっかりとした芯となる柱を立てることが大切です。将来の目標に向かって、まっすぐ自分の中に支柱を立てることが。しっかりした支柱が自分の中にあれば、途中で諦めたり、怠けてしまったり、あるいは誘惑に負けて大きくよそ道にそれてしまったりということはなくなるのではないでしょうか。この今年の夏休みは、それぞれの自分にあった支柱を自分の中にまっすぐ立ててみてください。それでは、2回の出校日、そして9月の始業式、また元気な皆さんに会える事を楽しみにしています。お話を終わります。
   6/19  朝礼 ~朗読の日「おはようの朝」~
 あいさつ運動、今回は生徒会と保健委員会、環境美化委員会でしたね。お疲れ様でした。元気よくあいさつを交わすことできましたか?ところで「あいさつ」言えば、この間の休日、こんなことがありました。そろそろ運動不足を解消しようと思って、近くの公園にウィーキングにでかけました。同じ公園に、小さな女の子とお母さんも散歩に来ていました。お母さんは芝生の上に座っていたのですが、まだよちよち歩きの女の子が前からトコトコとニコニコしながら近づいてきました。どうしたのかな?って見ていると、ちょうど1メートルくらい前のところで立ち止まりました。私に向かって嬉しそうに「ぺこり」とお辞儀をしました。あっそうか、と思って「こんにちは」と返すと、今度は「バイバイ」っていうようにこうやって手を振ってくれたので、「バイバイ」と手を振って別れました。すると後ろにいたお母さんから、今度は「ありがとうございます」と声をかけられました。「あいさつ」、って本当に素敵ですね。見ず知らずの人ととも一瞬で心を通わせることができます。そう言えば、2年生野外教室、3年修学旅行も、それぞれとても充実した行事に出来たようです。いろんな経験が、そしていろんな人といろんな出会いがありましたね。1年生も明治村へ校外学習に出かけました。聞くところによると、明治村の中で、あいさつがとてもしっかりできた、と感心されたようです。ぜひ、こうした学年での行事での経験、楽しい思い出とするだけでなく、これからの皆さんの生活に生かしていけるようにしてくださいね。さて、今日は6月19日は、何の日か知っていますか?6月19日で、ロードク=朗読の日です。そこで、私の好きな詩人 谷川俊太郎さんの 短い詩を一遍を朗読したいと思います。
 おはようの朝(谷川俊太郎)  夕べ見た夢の中で 僕は空を飛んでいた … …夢には明日がかくれている だからおはようの朝はくる  ※著作権等の問題があるといけないので、全文掲載は省略しました。とてもよい詩です。私が朗読した図書は、写真とコラボしたビジュアルブック「あさ」(アリス館出版)に掲載されていたものです。蟹江町図書館にもあります。
 6/16 地区相撲大会壮行会 ~ハッケヨイ ノコッタ~
 「礼に始まり、礼に終わる」、とても礼儀正しくできました。ところで相撲で行事さんが発する言葉に「ハッケヨイ」というのがありますが、どういう意味があると思いますか?いろんな説がありますが、一つには、動きが止まっている力士に対して、“気分を高めて全力で勝負せよ”という意味の漢字(発気揚々)から生まれたという説があります。今、目の前の皆さんは、まさしく「今の自分にとどまらず、一歩前に踏み出し、特設相撲部に自ら参加しました。土俵では、残る場合もそうでない場合もあると思いますが、「ハッケヨイ ノコッタ」正面からぶつかり、正々堂々と勝負してきてください。昨年の相撲大会で印象に残っている場面があります。勝負の後、負けて土俵の向こう側に転んでいる相手に、歩み寄り手を差し出して起こしてあげようとした選手がいました。その手を差し出してあげた選手、この中にいますね。会場の空気が一瞬、和みました。力強く全力でぶつかり合った相手への「敬意」、英語で言うと「リスペクト」も忘れない。それも大切な精神だと思います。それでは実は、7月の地区大会壮行会の日も出張で参加できないので、今日は相撲、そして地区大会からの皆さんの健闘を祈って、久しぶりに応援歌を歌いたいと思いますが…、歌ってもいいですか?では、では、蟹中第2応援歌!いきます。♪空に燃えてる…蟹中魂 見せてやれ♪ では、蟹中生としての「誇り」と仲間への「敬意」をもって、全力で頑張ってきてください。
  5/29  朝礼 ~忍耐~
 陸上大会、本当にお疲れ様でした。今回は出張で前日の壮行会に出席できなかったので、選手の皆さんには壮行会前日にお話をさせていただきました。そのときお話ししたことは、特設陸上部のチームワークの良さです。そのチームワークの良さが今回の結果にも反映しましたね。日頃の練習から、みんなで声を掛け合い、また後片付けなどもみんなで自然に協力し助け合ってする姿、本当に立派だと思いました。素晴らしい仲間ができました。陸上部募集に対し、自ら進んで行動を起こしたことで、毎日の練習等大変でしたが、その苦労以上に素敵なものを手に入れることが出来たと思います。また、もう既に練習が始まりましたが、今後も特設相撲部や二学期には特設駅伝部などの活動もあります。選手になることだけが、目的ではありません。ぜひ積極的にチャレンジし、皆さんの人生の幅を広げるチャンスにして欲しいと思います。
 さて今日は、随分間が開いてしまいましたが、4月にお話しした校訓の続きについて話そうと思います。前回は「自律・忍耐・創造」の3つの校訓のうち「自律」について話しました。「自分でどうしたらよいか考え、行動する」ことができることを、「自律」と言います、と話しました。今日は、次の「忍耐」について少し話したいと思います。「忍耐」と言えば、よく似た言葉に「我慢」という言葉があります。どう違うのでしょうか?「がまん」するには、ただ痛みなどをじっと耐える。しかし「忍耐」には、辛いのをじっと耐えて努力し、何かを成し遂げる。というような意味があります。例えば、昨日幕を閉じた大相撲を例にして考えるなら、「肩の痛み」に耐えて、出場を続けた稀勢の里関は、痛みを「我慢」しました。でもそれをずっと我慢し続けたら、本当に肩を壊してしまい、二度と相撲が取れないような体になってしまうかもしれませんでした。そうした中、稀勢の里関は途中、休場を決定しました。何にしろこれまで15年間に一日しか休んだことがない稀勢の里です。休場を決定することは大変勇気が必要だったとことと思います。横綱としての責任を果たしたい。休場したくない、そんな気持ちに耐えて、新横綱としてもっと素晴らしいものを相撲ファンの人たちに届けるため、今をじっと耐え、休場を決定した。それが「忍耐」だと思います。「忍耐」には、辛いことに耐える強さと同時に、柔軟な気持ちで物事に対応できる心の柔らかさ、しなやかさが必要です。蟹江中学校の校訓の「忍耐」には、しなやかに耐えて努力し、自らの夢を実現する。そんな願いが込められています。「自律」という言葉に加え、「忍耐」という言葉に込められた願い、しっかり心にとめておいて欲しいと思います。お話終わります。
  5/15  朝礼 ~嬉しかったこと2つ~
 蛙の鳴き声も聞こえてきますね。約一ヶ月ぶりの朝礼です。その間、皆さんに伝えたいことがいっぱい出来ました。あまり長くなってもいけないので、厳選して2つの話題を簡単に話したいと思います。一つ目、嬉しい手紙を頂きました。入学してちょうど2週間、下校時に一年生の人が自転車事故で怪我をしました。そのこと自体はとても心配なことだったのですが、幸い大事には至らずホッとしています。手紙は怪我をした子のお家の方から頂きました。手紙には、たまたま事故現場を通りかかった生徒の中に、怪我をした子が病院に運ばれるまでずっと付き添ってくれていた1年男子のこと、自転車が壊れている事に気づき、自分の自転車を家に置きに行った後、再び事故現場に戻り、乗れなくなった自転車を家まで運んでくれた3年男子のことが書かれていました。「見て見ぬ振りをする。」と言う言葉がありますが、皆さんはどうですか?困っている人を見かけたとき、どんな対応ができますか?「大丈夫ですか?」「何かお手伝いしましょうか?」そんな声をかけることが出来ますか?困っている友達を見つけ、とったこの二人の行動、本当に素晴らしいですね。よく生徒指導の武田先生が「先輩ぶらず、先輩らしく」というお話をされますが、自転車を運んでくれた3年生、本当に先輩らしい先輩、だと思います。皆さんも困っている人を見かけたら、「大丈夫ですか?」さりげなくそんな声をかけられる人になれたらと思います。
 次のお話、これも嬉しい出来事です。先日、にこにこママフェスタのボランティア募集の案内を配付しました。毎年多くの人が参加してくれるのですが、今年はフェスタ開催が、ちょうど2年生野外教室と3年生修学旅行の間の日になります。2年3年生の人は参加しづらいだろうな~。人数集まるだろうか?と、少し心配していました。しかし、いざ募集をしてみると、1年生の人ばかりでなく、2年3年生の人も大勢応募してくれ、最終的には予定の人数を蟹中生だけでオーバーするほどの人が申込みをしてくれました。担当の方からは、毎年、ボランティアの皆さんがとても頑張ってくれるので本当に助かっているというお話をいただきました。ボランティアの仕事をしていると、イベントに来場された方から苦情を頂くこともあるそうです。そんな中でも、皆さんは一生懸命、働いてくれているということです。「ボランティア」というと、進んで社会活動に参加し、働いたり知識や技術を提供したりすることを意味しますが、社会のため、誰かのために何かができるということは、素晴らしいこと、そして幸せなことですね。ぜひ6月4日は、精一杯、頑張ってきて欲しいと思います。また、今回都合で参加できなかった人、夏休みには、また町の福祉協議会主催のボランティア体験教室があります。その機会を利用し、また一人でも多くの人に、社会のために活動する経験、誰かのために頑張ることの幸せを味わって欲しいと思います。それでは、気温差の激しい毎日が続きます。来週には今年度最初のテスト、テスト後は陸上競技会、野外学習、修学旅行、校外学習と楽しみな行事も続きます。体調を崩さないように頑張りましょう.お話終わります。
 4/20 PTA総会 ~泣くのは嫌だ、笑っちゃお!~
 こんにちは。本日H授業参観に続き、PTA総会とお忙しい中、ありがとうございます。校長の後藤尚人と申します。教頭の時から合わせると今年で蟹中6年目となります。あまりに居心地がいいので、気がつくととっても長居させていただいています。本年度もどうぞよろしくお願いします。さて、今年度私どもが目指す生徒像は、「たくましく、しなやかに、生きた学びが出来る生徒」です。入学式・始業式では、北條新会長さんから宣伝していただいたように、子どもたちにはまず「たった一つの命を大切に」と話しました。ただ、たくましいだけでなく、簡単に折れてしまわない柔軟な心、精神力も培って欲しいと思っています。その上で、ただ学ぶためだけの学力を身につけるのではなく、日常の生活に生かすことのできる知識、技術を身につけさせたいと考えています。そのためにも今年度も私たち職員も、そして子どもたちにも互いに互いを尊重し合い、チームワークを大切にみんな仲良く生活していきたいと思います。もちろん「みんな仲良く」というのは、単に仲良しこよしっていうわけではありません。厳しさも必要です。時には、職員室で意見がぶつかり合うこともあります。しかし、それは、お互い、それぞに子どもたちのことを真剣に考えてのことです。子どもたちにもそうした経験を通して、よりたくましく、しなやかに成長して欲しいと思っています。ところで今年もまた朝ドラの話で恐縮ですが「ひよっこ」ご覧になっていますか?私は、もちろん毎日、録画した「ひよっこ」を見るのを楽しみに帰っています。それしか、楽しみがない!と言うわけではありませんよ。そして今回の「ひよっこ」を視ていて気づいたことがあります。それは、様々な場面がありますが、不穏な空気になったときも最後は、笑いで終わることが多いと言うことです。高校生の主人公が友達と3人で学校に向かうバスの中、互いに憎まれ口をきく、憎まれ口がエスカレート、さあとっくみあいになるか?それとも「フン」と言って、互いに口をきかないようになるか?そう思っていると…違うんです。みんなで「ハハハ」と、笑って終わるんです。そんな場面が幾たびか登場します。視ててとても温かな気持ちになります。高度経済成長真っ只中、そんな時代背景もあるかもしれませんが、何か心に余裕があるというか、笑顔で終わるというのは、とてもいいですね。私たちも、そんな心持ちで生活をしたいなあと、そんなことを思っていると、時々こんな歌が番組中聞こえてきます。「苦しいこともあるだろさ 悲しいこともあるだろさ だけど僕らはくじけない 泣くのは嫌だ 笑っちゃお」、それでは、今年度もチームワークと笑顔の素敵な蟹中スタッフを紹介させていただきます。
   4/17 朝礼 ~自律・忍耐・創造~
 蟹江中学校の校訓を知っていますか?2年生の玄関の前の、ロータリーの真ん中、蘇鉄の木が植わっているところにある石碑に刻まれています。言える人いますか?「自律、忍耐、創造」です。今日は、認証等で盛りだくさんなので、少し時間を頂いて「自律、忍耐、創造」の「自律」について、お話ししたいと思います。「じりつ」には、「自律」という漢字と「自立」という漢字の2種類ありますが、どう違うのでしょうか?よく赤ちゃんがハイハイから二歩足で立つことを「自立」、そしてその後自分の意志である方向に進むことを「自律」と、説明することがあります。蟹江中学校の校訓の「じりつ」は、この「自律」です。私たちの生活に当てはめてもう少し考えてみると、先日、1年生の人たちが学校探検をしていましたが、休み時間になって先生に用があるけど、どこに職員室があるかよく分からない、迷子になるといけないから、誰かに行って一緒に行ってもらっていたのが、一人でも行けるようになる、これは「自立」ですね。では、「自律」は…。先週、学級写真等を撮った日がありました。一番に先生たちの写真を撮りましたが、そのうち8時30分になり、始業のチャイムが鳴りました。他の先生方より先に写真を撮ってもらったので、みんなどうしているだろう?そう思って、体育館を出て2年生の廊下に行きました。すると「し~ん」として、とても静かです。教室を覗くと、どの教室でも静かに読書をしていました。新学期が始まってまだ4日目の朝ですが、もうしっかり「朝読」が行われていました。これが「自律」だと思います。自分でどうしたらよいかを考え、行動する。この時間、「廊下で隣の学級の友達とふざけていることもできた」「教室で後ろを振り向いて、後ろの人とおしゃべりすることもできた」、その中でみなさんは「自分の席に座って静かに読書に取り組んだ」自分でどうしたらよいかを考え、行動できる、これが蟹江中学校の校訓の「自律」です。これからもこの姿勢を忘れずに生活して欲しいと思います。
   4/11 新入生歓迎会・部活動紹介 ~先輩の背中を目標に~
  新生徒会の皆さん、吹奏楽部の皆さん、そして代表スピーチのふたり、素晴らしい企画、演奏、スピーチをありがとうございました。きっと新入生の皆さんにも蟹江中学校のこと、部活動のことがよ~く分かったことと思います。 
 そこで私からもクイズです。「2020」っていうと、何の数字ですか?そう、「東京オリンピック開催の年」ですね。では、「20210」って、何の数字か分かりますか?実はこれ、蟹江中学校の卒業生の人数なのです。蟹江中学校には、70年の歴史が有り、これまでに20,210人の先輩が卒業されています。その中には、レストランのシェフ、プロボクサー、劇団の俳優さん、音楽家、Jリーグの審判員、お笑い芸人などなど、様々な世界で活躍されている方が、大勢いらっしゃいます。そう、今、隣でカメラを構えている志治先生も蟹江中学校の大先輩です。本当に素晴らしい方ばかりですね。皆さんもその中へ、仲間入りです。今年入学された皆さんは194名です。1(イ),9(ク),4(ヨ),!どんどん前に「行くよ!」みんなで力を合わせ、前に前に進んで欲しいと思います。
 ところで、昨年もこの会でお話ししましたが、この蟹江中学校の体育館での皆さんの座り方には工夫があります。2,3年生の人はもう分かっていると思いますが、3年生が前に座り、1年生、2年生は、3年生の後ろ姿、背中を見るように座ります。学校生活も同じです。1年生の皆さんは、先輩の背中を見て、先輩を見習って、生活してください。上級生の人は、口で「頑張れ」などと言うだけでなく、自分自身が頑張る後ろ姿を見せる。そういう先輩後輩の関係が、蟹江中学校のよき伝統になっています。新入生の皆さん、改めて「ようこそ蟹江中学校へ!」これから2年間、2年生、3年生の後ろ姿をしっかり見て、そして先輩たちに負けないように蟹中生になってください。お話終わります。
   4/7 入学式式辞 ~絶望の隣は“希望”です!
 桜の便りとともにやさしい春の訪れが感じられるこの良き日、平成二十九年度入学式並びに始業式を挙行するにあたり、蟹江町副町長 河瀬広幸様はじめ、多くのご来賓の皆様方には早朝よりご臨席を賜り、心よりお礼申し上げます。ありがとうございます。
 新入生のみなさん、入学おめでとうございます。春の花は、厳しい冬の寒さを堪えるからこそ、色鮮やかな花を咲かせるとも言われます。今、目の前の皆さんは、小学校6年間の課程を立派に終え、今日、蟹江中学校の門をくぐりました。春の花々にも負けない、明るく、清々しいとてもいい顔をしていますね。今日からこの蟹江中学校の一員です。みんなで力をあわせ、新しい生活の第一歩を力強く踏み出しましょう。
 三年生、二年生のみなさん、進級おめでとうございます。三年生の皆さんはいよいよ最上級生です。これまで先輩たちが築いてきたこの蟹江中学校を、さらに素晴らしい学校へと導いていってください。二年生の皆さんは、中堅学年です。蟹中の伝統を繋ぐというとても大切な役割があります。三年生の皆さんと共に、新入生の皆さんが一日も早く立派な蟹中生として自立できるように応援してあげてください。 
 さて入学式・始業式にあたり、全校のみなさんに、心に留めてほしいことを一つお話します。それは、私たちの「命はたった一つ」ということです。
 「サン・イチ、イチ」地震とも呼ばれる大きな地震が東北地方をを襲いました。それはちょうど新入生の皆さんが小学校へ入学する年のことです。あれから6年。多くの人の命が奪われただけでなく、未だ元通りの生活を取り戻すことが出来ないで、不自由な生活を強いられている方が大勢いらっしゃいます。そうした中、東北でも皆さんと同じように中学校へ入学し、同じように中学校生活を送っています。どのような想いで、生活をされているのでしょうか、少し想像してみてください。
 私たちの「命はたった一つ」しかありません。その重みは、何物にも代え難いものです。それは東北の皆さんにとっても、そして私たちにとっても変わらないことです。皆さんには、その命の重みを忘れずに、毎日の生活を送って欲しいと思います。中学校生活では、勉強だけでなく、部活、進路そして友達のこと等々、たくさんの経験をします。楽しいこともあれば、辛く苦しいこともります。しかし、どれ一つ乗り越えられないものはありません。必ず乗り越えられます。
 やなせたかしさんという人を知っていますか。「アンパンマン」の作者です。やなせさんはこんなことを言っています。「絶望の隣は希望です!」と。やなせさんが「アンパンマン」を世に送り出したのは、やなせさんが50歳の頃、そして「アンパンマン」人気が高まるのは、それからまた20年近くも後のことです。その間、やなせさんは仲間の漫画家がどんどん有名になっていくのを横目に、絶望に負けることなく、夢をもち続け、漫画を描き続けました。その結果が、今のアンパンマン人気に繋がっているのです。「絶望の隣は希望です!」とは、このことだと思います。
 皆さんには、どんな辛いこと、苦しいことがあっても、すぐ隣には「希望」があるんだ、ということを忘れないで生活して欲しいと思います。自分の命を大切に、友達を大切に、みんな仲良く、夢をもって、粘り強く中学校生活を送って欲しいと思います。もし、自分の力だけで乗り越えられそうにないときは、遠慮なく周囲の私たちを頼ってください。
 最後になりましたが、保護者の皆様、本日はお子様のご入学、誠におめでとうございます。大切なお子様を三年間お預かりします。本校職員、一人一人の力は微力ですが、子どもたちへの愛情と教育への厳しさはしっかりもっています。職員一同力を合わせ、お子様の成長を全力で支援していく覚悟でございます。一層のご理解・ご協力をお願い申し上げ、式辞といたします。
平成29年4月7日
            愛知県海部郡蟹江町立蟹江中学校長       後藤尚人
   3/24 修了式 ~諦めなければ 失敗はない~
  素晴らしい学年代表スピーチ、ありがとうございました。それぞれいろんな事があった一年間でしたね。1年生の皆さんは、先日あった入学生の説明会、とても工夫して頑張っていましたね。きっと新一年生の皆さんも、心強い思いで入学式の日を迎えることと思います。また2年生は、3年生から引き継いだ部活動を立派にリードしてくれています。あちこちで春の大会もはじまりましたが、どこの会場に行っても蟹中の皆さんの頑張りがとても輝いていて、大変嬉しく思いました。掃除の頑張りも同様です。先日も外からいらしたお客さんからも皆さんの掃除の頑張りを大変褒めていただきました。ところで、一年前の入学式、始業式に、ラグビー五郎丸選手のチャレンジを例に「どんどん失敗し、失敗の中から成長しよう、失敗なくして、成長なし」というお話をしました。この一年、皆さんはどれくらい失敗し、成長しましたか?私は、そう、学校祭で口笛が鳴らなかった、送る会では歌詞を途中で忘れちゃった。数えたら、きりがないくらい失敗をしました。なんと言っても一番の失敗は「減量」です。腰がよくないので、去年の夏くらいから定期的に運動をし、減量に心がけていたのですが、2月、3月と忙しくちょっと運動をサボってしまいました。同時に、外食の機会が続き、暴飲暴食。気がつくと体重が3キロも増え、先週ついに久々の腰痛に襲われました。さて、皆さんの一年はどうでしたか?心に残っている失敗ありますか?ニュースでもいろいろな失敗が報じられます。その中で私の心にもっと印象深く残った失敗、それは1月15日JAXA(宇宙航空研究開発機構)による超小型ロケットの打ち上げ失敗です。21世紀に入ってからの日本のロケット打ち上げ成功率は98%で世界一でした。だからきっと今回もうまくいくだろうと思っていましたが、今回は打ち上げ20秒後にロケットからの信号が届かなくなりました。莫大な費用をつぎ込んだ事業の失敗です。大きな痛手であることは間違いありません。しかし、日本の宇宙開発のために様々なデータを蓄積しました。予算の問題があるので、確実に次の打ち上げに向けて動き出すという計画は、今はないようですが、開発研究に関わった人たちはとても前向きな気持ちでいるようです。きっと遠くない将来に、日本の小型ロケット打ち上げ成功のニュースが私たちの耳にも届くのではないかと期待しています。そこで気づいたことがあります。それは「諦めなければ 失敗はない」ということです。失敗をしても、成功するまで何度も何度もチャレンジすればいいのです。そうすれば失敗も失敗とはなりません。「諦めなければ 失敗はない」私も腰痛克服のためにもまた減量作戦、再開しようと思います。皆さんも、そのままにしている失敗があったら、ぜひ諦めずに成功するまで頑張ってください!では、新学期、またここで、皆さんのそのいい顔で再会できることを楽しみにしています。お話を終わります。
 3/6 朝礼【名脇役】 ~進級の準備を~
   卒業式、お疲れ様でした。ところで「バイプレーヤー」って聞いたことがありますか?別の言い方をすると「脇役」となります。主役を引き立てるのが脇役です。素晴らしい脇役があってこそ、主役が光り輝きます。卒業式、3年生の皆さん。輝いていましたね。「バイプレーヤー」の皆さんのお陰です。まさに「名脇役」でした。ありがとうございました。
 3年生がいなくなると、ちょっと体育館もガランとしますね。でもそれも1ヶ月のこと。4月7日の入学式には、ピカピカの1年生が入ってきます。皆さんにとっては、この1ヶ月はそれぞれ、3年生、2年生に進級するための大切な時間です。
 1年生の皆さんは新入生の中学校体験に向け、着々と準備を進めてくれています。新入生の皆さんにとってはもちろんとても貴重な機会になりますが、同時に皆さん自身にとっても、この一年を振り返る大切な機会ですね。どうぞよろしくお願いします。       また、2年生の皆さんは今、清掃活動に特に力を入れ、取り組んでくれています。学年通信の「清掃特集」楽しみに読ませていただいています。その中から皆さんの文章を少し紹介したいと思います。
・(トイレ掃除)僕が一番力を入れているのは便器拭き です。毎日きれいにしているのに、一日一日、見る たびに汚いので、大変です。
・(中庭掃除)寒かったり風が強かったりすると心がひ るみますが、自分の清掃区域なのでしっかりやらな いといけないと思います。これからも今まで通り責 任をもって取り組みます。
・(教室掃除)僕は清掃はあまり好きではありません。 でも、時間を無駄にすることはもっと嫌いです。清 掃の時間に清掃をしないのは時間を無駄にしていま す。清掃時は清掃をしっかりやる。ただそれだけです。   
 最後の、「をしっかりやる。ただそれだけ。」シンプルですが、本当にその通りですね。大切な後輩たちをピカピカの教室、ピカピカの校舎で、そしてピカピカの心で迎えてあげたいと思います。どうぞよろしくお願いします。お話終わります。
  3/3 卒業式式辞 ~迷ったら、難しい道を~
 明るい光がまぶしいです。しかし、皆さんはもっとまぶしい、そして輝いています。校庭の桜のつぼみも新しい春を迎える準備が整ってきているようです。皆さんのこの素晴らしい門出にあたり、蟹江町副町長河瀬広幸様はじめ、多くのご来賓の皆様方には早朝よりご臨席を賜り、心よりお礼申し上げます。ありがとうございます。
 卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。ただいま皆さん一人一人に卒業証書をお渡ししました。三年間の思い出と共に皆さんの努力の結晶がたっぷり詰まっています。いつまでも大切にしてください。
 私が最初に皆さんの前でお話をしたのは、皆さんが入学してまもなく、確か明治村へ校外学習に出かけるときだったと思います。覚えていますか?緊張した面持ちの皆さんに、当時のNHK朝ドラ「花子とアン」の主人公のまねをしてグッドモーニングと挨拶をしました。「し~ん」とするかと思いきや、すかさずどこからか「グッドモーニング!」と明るい元気な声が返ってきました。とっても嬉しかったことを今でも覚えています。真剣な目で人の話を一生懸命聴くことができる皆さんの姿はこのときから変わっていません。
 二年生の秋、郡上八幡へ野外教室に出かけました。初日の夜、時間をかけ準備をし、皆さんがとっても楽しみにしていたナイトウォーキングが雨で中止になりました。さぞかしがっかりしていることだろう、そう思って変更になった大縄跳び大会の会場、体育館に入りました。するとどうでしょう。まるで最初から大縄跳び大会が予定行事だったかのように、みんな心を一つにし清々しい笑顔で汗びっしょりの姿がそこにありました。急な予定の変更は、気持ちを切り替えるのはなかなか難しいものです。そうした中、目の前の出来事に心を柔らかくして対応し全力で取り組むことができる。また、一つ皆さんの素晴らしさを発見しました。
 三年生の春、楽しみにしていた東京方面への修学旅行。出発前の天気予報では、心配な空模様がずっと続くようでした。ところが、いざ出発すると、一日目、二日目、ずっと雨に降られることもなく、二日目のナイトクルーズでは、東京湾に沈む色鮮やかな夕陽を眺めながら、友情の絆を一層深めることができましたね。最終日、東京スカイツリー展望デッキからは、雲一つない青空を背景に、手が届きそうなくらいくっきりと富士山が見えましたね。秋の体育祭、開会式前の予報とは裏腹に爽やかな秋空の下、「百花繚乱」を合言葉に、一人一人が全力で輝き
ました。振り返ってみれば、修学旅行に体育祭、どちらも予報を覆し、好天に恵まれました。これはきっと、これまでいつも何にでも一生懸命、力を合わせて頑張る皆さんへのご褒美だったのではないでしょうか。
 さて、こうして皆さんにお話ができるのも今日が最後になりました。これまで、お話の中で幾人かのアスリートについて紹介してきました。今日、私が皆さんに最後に紹介するアスリートは、一月の初場所で優勝し、第七十二代横綱となった稀勢の里寛関です。十九年ぶりの日本出身の横綱になったことで、大きな注目を集めました。その中で、私が一番心惹かれたのは、寛関、寛少年が中学校の卒業文集の中に書いた「天才は生まれつきです。もうなれません。努力です。努力で天才に勝ちます。」という四行の文章です。寛少年は運動神経がよく、少年の頃はずっと野球をやっていました。中学三年生のときには、甲子園でも優勝するような高校野球の強豪校からも誘いがあったそうです。しかし寛少年は、「自分は身体がでかいだけ、野球はうまくない。」という理由でその誘いを断ったそうです。そして幼い頃から好きだった相撲の道に進む決意をします。相撲取りになる
には、どこかの相撲部屋に入る必要があります。寛少年は、相撲部屋を選ぶとき、「やるなら一番厳しい部屋でやりたい」と、当時、稽古が最も厳しいことで有名だった鳴戸部屋に入門することを決めました。入門後の稀勢の里関は、文集の言葉通り、人の何倍も何倍も努力し、史上二番目の早さで出世し、大関になりました。しかし大関になってからは、何度も優勝のチャンスを掴みながらあと一歩のところで逃してきました。そして今回、大関として史上最も遅い優勝を成し遂げ、横綱に昇進しました。まさに粘り強く「努力して天才に勝った」瞬間です。
 そこで、卒業生の皆さんに心に留めておいて欲しい言葉です。それは
「迷ったら難しい道を選べ」
と言う言葉です。これはアスリートだけでなく、芸術家など様々な分野で活躍する多くの人が大切にしている言葉でもあります。数ある相撲部屋の中から最も稽古が厳しいと言われる部屋を選んだ寛少年の生き方も、正に「難しい道」を選んでいます。皆さんもこれからの長い人生、どの道を進もうか?どちらの道を進もうか?と、迷うこともあるかと思います。そうしたとき、簡単な道を選んで進むことは楽でしょう。しかし、本当の成功を得ようと思ったら、敢えて難しい道を選び、努力に努力を重ねる事も必要ではないでしょうか。
「迷ったら、難しい道を選べ」です。
 さて、いよいよ卒業です。皆さんは、一年生の時に病で大切な友達を亡くすという悲しい経験もしました。今日は、その美蘭さんも皆さんと一緒に卒業します。お母さんがいらしてくださいました。ありがとうございます。皆さんには、美蘭さんの分も命を大切に、そしてどんな人にも優しくあたたかく接することができる人となってください。
 最後になりましたが、保護者の皆様、本日はお子様のご卒業、おめでとうございます。私ども、至らない点も点も多々あったかと思います。思春期の多感な時期、お子様の成長・変化はとても大きなものであったことと思います。ともに喜び、悩み、心を痛められたこともたくさんあったはずです。そうした中での今日の晴れ姿、お喜びもひとしおかと存じます。これから、お子様は自分が選んだ道を自分の足で一歩ずつ歩んでいきます。人生のよき先輩として、これからも温かく見守り、お支えください。
 本当に素晴らしい生徒に出会えて幸せでした。皆さんの輝く未来に向かって、大きく羽ばたいてください。巣立ちゆく卒業生の皆さんの前途に、幸多かれとお祈りし、式辞といたします。
  
                                                                                平成二十九年三月三日            愛知県海部郡蟹江町立蟹江中学校長  後藤 尚人
  3/2 【3年修了式】~大一番でこそ、常日頃の通りであることが大切~
卒業式の手順はもう大丈夫ですか?心配なのは私の方ですね。さっきも証書授与の方法を間違えてしまいました。池田君が目で合図を送ってくれたので、助かりました。明日の式辞は、これまでの皆さんとの思い出などを交えながら、順調に話せば12分くらいのお話になると思います。少しいつもより長いですが、いつものように真剣な目で聞いてくれると嬉しいなと思います。途中詰まったら、「がんばれ!」と、是非、目でメッセージを送ってください。では、今日も卒業式に向け、ひとりのアスリートの言葉を紹介したいと思います。女子スキージャンプの選手です。というと、先日も男女通じて通算最多タイ記録の53勝を達成し、今世界で最も活躍している高梨沙羅選手のことだと思うでしょう。違うんです。その高梨選手のコーチを務める山田いずみさんという方の言葉です。山田コーチは、小1からジャンプを始め、日本で女子として初めてスキージャンプ競技に出場した人です。当初は男子に混じって練習や競技をしていたそうです。いずみさんらの頑張りで女子だけの大会もできるなど、これだけ女子のジャンプ競技も注目されるようになりました。そのいずみさんが大切にしているのは「大一番でこそ、常日頃の通りであることが大切」という言葉です。大一番だからといって、何も特別なことをしなくてもいい、いつも通りで臨みなさい。ということです。「な~んだ、簡単じゃん。」と、思いましたか?でも、逆に言えば、常日頃が大切なのです。いつも朝ご飯食べていないから、試験の日も朝ご飯食べなくていいや。これではだめです。朝食は、脳を働かせるために大切な栄養を送っています。朝食抜きで試験に臨むのは、ガソリンなしで車を走らせようとするのと同じことです。つまり、常日頃から、大一番に向け、しっかりとした生活を送っておけば、当日いきなり特別なことをしなくても、いつも通り臨めば大丈夫!!と言うことですね。「大一番でこそ、常日頃の通りであることが大切」これまでの皆さんなら大丈夫。明日の卒業式、いつも通りに頑張りましょう。楽しみにしています。お話終わります。
  2/23 卒業生を送る会 ~みんながみんな英雄~
  1、2年生の皆さん、そして生徒会執行部の皆さん、大変お疲れ様でした。本当に心のこもった会をありがとうございました。また3年生の先生方、素晴らしい発表をありがとうございました。皆さんは知らないと思いますが、いつもそれぞれの仕事が終わってから、体育館で居残り練習。その成果が今日の出し物でした。本当にお疲れ様でした。3年生の皆さん、いかがでしたか?感動で胸がいっぱいになったのではないですか。送る会というと、思い出すのがM君、毎回趣向を凝らしたアナウンスで、3年生へのはなむけのメッセージを送ってくれました。そのM君たちが、もう送る側から送られる側になるなんて…「郡上八幡行きの飛行機のフライト時刻が迫っています。教頭先生は乗り遅れないように搭乗ゲートへお急ぎください!」そうアナウンスされたのがまだ昨日のことのように思い出されます。いろんなことがあった3年間ですが、蟹江中学校もあと8日で卒業です。ひょっとしたら、やり残したこと、心の残りなこと、あるかもしれませんね。でも、もう卒業です。あとは、ここにいる頼もしい後輩たちに託しましょう。きっと皆さんのあとを立派に受け継いでくれるはずです。それでは、3年生の皆さんの輝かしい未来と1,2年生のこれからの頑張りを願って、応援歌を贈りたい思います。これまで応援歌は、第1,第2の2曲だけでしたが、第3応援歌、新曲にチャレンジします。まだ音程が怪しいのですが、「失敗なければ、成長なし」の誠心で行きます。皆さんもよく知っている曲だと思います。よかったら手拍子、そして一緒に歌ってください。                                                                        
 ありがとうございました。皆さんの人生には、これからもいろんなことがあると思います。楽しいことばかりではないでしょう。でも苦しいこと、辛いこともばかりでもありません。皆さんには、この蟹江中学校で素敵な仲間と力一杯頑張ったと言うこと、そして素晴らしい後輩を育てたという“誇り”があります。新しい未来に向けて、これからも逞しく歩んでいってほしいと思います。お話を終わります。
      ♪みんながみんな英雄♪  
 特別じゃない 英雄じゃない
 みんなの上には空がある
 雨の日もある 風の日もある
 たまに晴れたらまるもうけ
 振り向けば 君がいる
 前向けば 友がいる
 走って 転んで 寝そべって
 あたらしい明日が待っている
 悩んでは 忘れて
 忘れては 悩んで
 あした あさって しあさって
 あたらしい未来がやってくる
 2/20 朝礼「0の日」 ~辛いけど楽しみ~
 今日は、「0の日」です。「0の日」は、教頭先生と手分けして、踏切、そして蟹江駅地下道前に挨拶運動を兼ねて、登校指導に立ちます。今日も立ちました。この「0の日」は、私にとって「辛い」日でもあるし、「楽しみな」日でもあります。まず、なぜ“辛いか?”分かりますよね。そう、早起きをしなけらばならないからです。朝は、1分でも余分に寝ていたい、寒い朝は、特になかなか布団から出たくありません。時々鳴った目覚ましを延長することもあります。そんな私にとって、いつもより30分早く起きなければならない。というのは、やはり「辛い」です。ですが、それを上回る「楽しみな」ことがあります。それは、懐かしい卒業生に会えるということです。蟹江中学校に赴任して今年で5年目になります。つまり19歳になる卒業生までは、面識があります。だから卒業生には「おはよう」と声をかけるだけでなく、近況を尋ねるなど、少し雑談をすることもあります。今日も試験のことや部活のことを話しました。いつも見かける卒業生を見かけないと、「風邪を引いたのだろうか?」と心配したり、あるいは中学校時代、やや朝が苦手な様子だった卒業生がいつも決まった時間に登校するのを見かけると、ほっと安心したりします。私だけでなく、教員という職業は、何か形のあるものを生産しているわけではありません。しかし、例えば大工さんだったら、「あの家は俺が建てたんだ!」また洋菓子職人さんだったらウインドウのケーキを指して「このケーキは私が焼いたの」と、自慢することができます。私たち教師にとっては、卒業生の皆さん、そして目の前の皆さんが「誇り」です。今日もちょうどタイミング良く、小学校の先生からこんなメールを頂きました。〈おはようございます。朝から○○さんに手を振ってもらえ、泣けるぐらい嬉しかったです。〉私たちにとって、卒業生の皆さんに会えることは、とても楽しみなことなのです。3年生の皆さんはもうすぐ卒業ですね。ぜひ、蟹江駅地下道前を通る人は、「0の日」は、いつもより1分早起きをして家を出て、少しおしゃべりをして行ってくれると嬉しいなあと思います。私も寝坊せずに頑張りたいと思います。
 また今日2月20日の「0の日」は、ただの「0の日」ではありません。4月10日、9月30日、と並んで、「交通事故死ゼロを目指す日」に指定された特別な「0の日」なのです。皆さん知っての通り、愛知県はこの14年、連続で交通事故死が全国ワースト1です。毎年200人前後の方が交通事故で命を落としています。この蟹江中学校でも、幸い命を落とすところまではいかなくても、少なからず何人かの人が毎年、事故に遭っています。今皆さんの様子を見ると、ほとんどの人がちゃんと頭にヘルメットがのっています。ただあごひもはどうですか?きちんとしめてあります。自転車乗車時のヘルメットは車等と衝突して飛ばされたときに、頭を守るために大きな効果を発揮します。衝突したとき、ヘルメットも飛ばされてしまっては頭をしっかり守ることができません。ぜひ、あごひもをしっかりしめること、そしてもう一つ、交差点での一旦停止、そして左右の確認についても、この機会に心がけ、交通事故に注意して生活するようにしてほしいと思います。お話を終わります。
   1/6 3学期始業式 ~自分の限界より、もう少しだけ頑張る~
 あけましてございます。2017年始まりましたね。今年はいつもより少し3学期の始まりが早いので、まだ少しお正月気分が残っているという人もいるんじゃないかと思っていましたが、先ほどの武田先生がおっしゃったようにみんなシャキっとして、昨年までにも増して輝いたいい顔をしています。ところで今年の干支は何でしたか?そう「トリ」ですね。漢字で書けますか?「鳥」ではありません。「酉」という字を書きますね。似た字ありますよね。「氵(さんずい)」を付けると、○○先生の大好きな「お酒」という字になりますね。「酉年」には、「収穫した果実からお酒をつくり、利益を得る、お金を儲ける」という意味があるそうです。私たちの生活に当てはめると、これまでの努力が実り、成果を出すとき。となるのでは、ないでしょうか?学年締めくくりとなるこの3学期にふさわしい言葉ですね。さて、そんな酉年、まだスタートして、1週間も経っていないのですが、今年1年の計画、目標はもう決めましたか?どうですか?「もう決めた!」という人、「まだ!!」という人もいると思います。私も、毎年1月1日「よし、今年はこんなこと頑張るぞ!」と心に決めるのですが、なかなか長続きしません。今年はどうしようかな?って思っていた年末、良い言葉を耳にしました。皆さんの参考にもなるといいなと思って、今日はその言葉を紹介したいと思います。言葉の主は、皆さんもよく知っているメジャーリーガーのイチロー選手です。イチロー選手はこの愛知県の出身ですね。それで毎年シーズンオフの年末にイチローカップという大会を愛知県内で開催しています。ひょっとしたら、出場したことがある人もいるかもしれません。紹介したいのは、その昨年末のイチローカップでのイチロー選手の挨拶の言葉です。イチロー選手は昨シーズン、メジャー通算で3000本安打という大記録を打ち立てました。すると大勢の人が、イチロー選手は人の2倍も3倍も頑張っていると誉めてくれるのだそうです。これに対してイチロー選手が言った言葉は
「(人の2倍、3倍頑張るなんて)そんなことは全くありません。人の2倍、3倍頑張ることってできないよね。頑張るとしたら、自分の限界よりもう少しだけ頑張ってみること。みなさんにはそういうことを重ねていってほしいと思います。」でした。
 みんな頑張っています。だからその2倍、3倍、頑張ろうと思るというのはとても大変ですね。きっと長続きしません。ですが、自分の限界より少しだけ頑張る、それなら可能ですね。大切なことは、それを「重ねる」、「続ける」ということですね。これまで一日100回やっていたバットやラケットの素振りを110回にする。1時間だった家庭学習を1時間10分にする。どうですか?できそうじゃないですか?わずか10回の素振り、10分の家庭学習を増やしただけかもしれませんが、それを一年間ずっと続けていけば…きっと大きな力になることと思います。ぜひ今年は、「自分の限界より少し頑張ってみる」そんな年にしてみませんか?充実した一年に、実りある3学期になることを願ってお話を終わります。
  12/22 2学期終業式 ~ゆっくり一年を振り借り、新しい年の計画を~
  各学年ともに、代表の人たちが立派に二学期を振り返ってくれました。色々な事がありましたね。
 1年生は初めての学校祭を経験しました。2年生、3年生の後ろ姿をしっかり見て、各ブロックの大切な一員となって頑張りました。その成果を活かして臨んだ名古屋での地域学習では、困難もありましたが、諦めないで仲間を信じ、見事に乗り越えることが出来ました。蟹中生として一回りも二回りも成長したように思います。
 また2年生は、郡上での野外教室がありました。「一致団結」のテーマのもと、2年生186名全員が心を一つにし、郡上の自然を、空を焦がし昇る太陽を身体いっぱいに感じ、多くを学び、一段とたくましくなって帰ってきました。3年生から引き継いだ部活動では、それぞれ先輩たちに優るとも劣らない活躍を見せてくれています。
 そして3年生、中学校生活最後の学校祭では、まさしく「百花繚乱」、一人一人が輝き、素晴らしい学校祭になるようリーダーシップを遺憾なく発揮してくれました。その後、部活動や生徒会活動からは一線を退き、それぞれ自らの進路に取り組むこととなりました。多くの人にとって人生最初の大きな壁となる進路選択。きっと負けそうで、泣きそうで、消えてしまいそうなこともあったと思いますが、自分の声を信じ、誰一人として、そこから逃げることなく、それぞれの進路に真剣に、勇敢に立ち向かってきました。
 そうした二学期も今日で終わりです。そして、ちょうどあと10日寝るとお正月です。ところで、お正月の前日、つまり「大晦日」、みなさんは毎年どんなふうに過ごしていますか?家族で年越しそばを頂きながら「紅白歌合戦?」。それともこたつに入って「ジャニーズカウントダウン」ですか?
 私は高校生のころ、毎年、友達の家にいました。何をしていたと思いますか?ヒント1、その友達の家は、お寺です。ヒント2、こんな感じです。(鐘をつく動作)もう分かりましたね。そう、「除夜の鐘」をつきに行っていたのです。大晦日には、毎年、友達の家で、「除夜の鐘」をついていました。除夜の鐘は全部で何回つくか知っていますか?そう「108回」ですね。では、なぜ108回なのでしょう。それは、人には108つの煩悩があると言われます。煩悩とは、人を惑わせたり、悩ませ苦しめたりする心の働きのことです。その108つの煩悩を祓うために除夜の鐘の回数は108回と決められているのです。友達のお寺では、108回数えるのに、間違えないように、大豆を使って、数を数えていました。そしてラスト2回になると、家の中から「あと2回だよ」と教えてくれるのです。正式には、最後の1回は新年になってからつくのだそうです。しかし、いつもそんなにうまくはいかなかった記憶があります。「除夜の鐘」の「除夜」は、「除(のぞ)く夜」と書きますが、「除」という字には、「古いものを捨て、新しいものに移る」という意味があるようです。つまり大晦日から新しい年を迎える夜、鐘をつき、悩みや苦しみをお祓いし、新鮮な気持ちで新年をお迎えする。そんな願いが「除夜の鐘をつく」という行為にはあるのだと思います。
 除夜の鐘の低く澄んだ、心にしみわたるような響き、この鐘の響きを聞きながら、目を閉じ、ゆっくり一年を振り返る。そして新しい一年の計画を思い描いてみてはどうでしょうか?みなさんの家でも、どこかの除夜の鐘、聞こえませんか?聞こえないっていう人は、大丈夫です。テレビのどこかで、除夜の鐘の中継をやっています。最近、この「除夜の鐘がやかましい」などという声が上がっているというニュースも耳にしましたが、先日、ユネスコ無形文化遺産登録が決まった「須成祭」などと同様に、日本の大切な文化のひとつです。ぜひ、これからもみんなで大切にしていきたいと思います。それでは、安全で充実した冬休みにし、良い年を迎えてください。お話を終わります。
 12/5 朝礼 ~想像力を働かせて 
  ♫Imagine there's no heven.♪先日、3年生英語の授業を拝見したとき、ジョン・レノンの話が出てきました。そこでジョン・レノンの代表作「イマジン」の最初の部分を歌ってみました。「イマジン」という題名です。聴いたことありますか?ところで「Imagine」ってどういう意味ですか?3年生の人はもう習いましたね?「想像する」って言う意味ですね。Imagine there's no heven.天国なんてないんだと想像してごらん。そして天国だけじゃない、地獄も、国境も、宗教もない…、ただ誰の上にも同じように空があるだけ、そう想像できれば、みんな争うこともなく、仲間になって、世界は一つなる、そんな内容です。
 そこで、今日皆さんには「想像する」って言うことについて、考えて欲しいと思います。これから二つの話を紹介します。「イマジン(想像)しながら」聴いてください。
 一つ目は、昨年ある教室の掲示板で見かけたA君の日記です。A君に許可を得たので、紹介したいと思います。
 「今日から、中国の女の子が、学校に来ました。(どんな女の子か)見てみたいです。僕は、はじめ日本に来たとき、ちょっとだけ日本語が分かりました。でも、一日中学校にいるのは大変でした。だから、中国の女の子も大変だと思います。」という日記です。このA君も以前外国から転校してきたんですね。
 二つ目、これは少し前、地域の方から頂いた電話の内容です。電話をかけてこられたのは、障害をもったお子さんのお母さんです。こんな内容です。「今日、細い道を歩いていると前から自転車に乗ってきた3人の中学生とすれ違いました。そのとき障害のあるうちの子は、飛び跳ねていてぶつかりそうになりました。3人の中学生は避けることもせずに、笑って通り過ぎました。うちの子も悪いのですが、悲しい気持ちになりました」さあ、A君と3人の中学生の違い、分かりますか?一言で言うと、「想像する力」=「想像力」が「あるか」、「ないか」ということですね。中国から来た女の子の気持ちになって、その思いを想像できたA君。障害をもった子やそのお母さんの気持ちを想像することができずに笑って通り過ぎてしまった3人の中学生。どちらが想像力が豊かでしょうか?
 残念ながら「いじめ」がなくなりません。「いじめ」は、あって当然。と言う人たちさえいます。そうでしょうか?「想像力」がないだけではないでしょうか?ジョン・レノンが言うように、「想像してみよう」「いじめや差別のない世の中を」 Imagine there's no Bullying. Imagine there's no Discrimination 想像力を発揮し、みんな仲良くできる世の中を蟹中の皆さんから広げていって欲しいと思います。お話終わります
  11/14 朝礼 ~木枯らしに負けるな~
 先週1年生の地域学習「名古屋分散学習」がありましたね。お疲れ様でした。名古屋飯、おいしかったですか?分散学習中、事業所訪問の約束時刻にとても間に合いそうにないグループがあったそうです。どうしたと思いますか?近くにいた人に携帯電話を借していただき、学校へ電話をかけてきたそうです。そのときの応対がとても礼儀正しくてびっくりしました。と、電話を貸してくださった方が、おしゃっていたそうです。どこかで聞いたような話ですね。覚えていますか?2年生の職場体験事前訪問でも偶然居合わせた方が、蟹中生のとても礼儀正しい様子に感心!というお話をしましたね。1年生はマナー講座でも「挨拶」や「言葉遣い」について学びましたが、こうして先輩たちから、知らず知らず学んでいるのだと思います。先週の土曜日、用があって、電車で学校に来ました。蟹江駅の地下道を出て学校に向かって歩いているとき、横を追い越していく自転車の人が振り返って「おはようございます」と、とても爽やかな挨拶をくれました。蟹中の男子でした。朝からとても温かな気持ちになりました。行事を通して学んだことを、日頃の生活の中にこうして活かしていけることが素晴らしいですね。そういえば、最近、登下校途中に「通行の妨げになっている中学生に注意したら、謝罪をするどころか、悪態をついて行ってしまった。蟹中生はどうなっているんですか?」というような内容のお叱りの電話を頂くこともほとんどなくなりました。自分の非を認めて、素直に謝罪をするというのは、時に勇気が必要ですが、大切なことですね。先週の月曜日に「学校訪問」にいらした教育委員の方たちも皆さんが授業を受けている姿をご覧になって、その穏やかで落ち着いた学習ぶりを大変誉めていかれました。中には、教室を出て行かれる気配を感じて、静かに頭を下げていた人もいたそうです。ぜひ、皆さんもこうしたことを誇りに思い、これからももっともっと素敵な蟹江中学校にしていってほしいと思います。
 ところで、先週、関東では「木枯らし1号」が吹いたそうです。「木枯らし」って聞いたことがありますか?「木を枯らす」って書きます。文字通り秋の終わりから冬の初め、ちょうど今頃、冬型の気圧配置になって吹く秒速8m以上の北風をいうそうです。今年、関東では11月9日に吹いたというニュースを目にしたので、東海地方はいつかな?と思って調べてみました。知っている人いますか?皆さんはいつ頃だと思いますか?関東より早かったと思う人?まだ吹いてないと思う人?正解は、「分からない」です。実は、東海地方では木枯らしが吹く日を調べていないんだそうです。だから東海地方では「木枯らし一号は絶対に吹かない」が正解だそうです。でも調べたら、きっと先週あたり吹いていたのではないでしょうか?急に寒くなりました。風邪などをひかないように十分注意してくださいね。特に3年生の皆さん、受験で一番大切なのは、健康です。いくら勉強を頑張っても、試験の当日体調を崩してしまっては何もなりません。よく食べ、できる限り睡眠を取り、そして、換気と手洗いうがいを心がける。今年も残り1ヶ月は、木枯らしなんかに負けず、みんな健康で乗り切りましょう。お話終わります。
  11/4 駅伝大会壮行会~自分を誉めるくらいの走りを~ 
 まず、生徒会新執行部の皆さん、初仕事。お疲れ様でした。駅伝部のこと、地区駅伝大会のこと、とてもよく分かりました。ありがとうございました。
さて駅伝部の皆さん、この1ヶ月、1、2年生は自分の部活動が終わってから、また3年生は、下校後残っての練習に、それぞれ精一杯取り組みました。
 ところで、走っていて苦しいとき、みなさんはどんなことを考えますか?「腹減ったな~?」「石塚先生のふくらはぎすごいな~」なんて考えている人は、まだ余裕がありますね。本当に苦しいときどんなことを考えているのでしょうか?「もう苦しいので、これくらいにしておこう」、それとも「まだまだ、苦しいけど、ここをもうひと頑張りしよう!」さあ、みなさんはどちらですか?かつて有森裕子さんというマラソン選手は、2大会連続のオリンピックで、銀メダルに続き、銅メダルを獲得したレース後のインタビューで「はじめて、自分を誉めたいと思った」と語っていましたが、有森さんは、1度目の五輪で銀メダルを獲得した後、けがや手術などで3年間は目立った成績は残せなかったそうです。その間、「もう銀メダルを取ったんだし、こんな苦しいことやめちゃおう」なんて思ったことも一度や二度ではなかったと思います。そのたびに、「いやいや、まだまだ自分はがんばれる。弱い自分に負けずにもう一度頑張ろう!」と自分を奮い立たせたんだと思います。その思いが、2度目の銅メダルに繋がり、そして「自分を誉めたい」の言葉に繋がったんだと思います。みなさんも、苦しい中「ぜひ弱い自分に負けないで」、走り終わったあと、「よく頑張った」と、自分を誉められるような走りをして欲しいと思います。
 また、この駅伝大会が今年度の中総体の締めくくりの大会ともなります。体育祭の時にも言いましたが、いろんな方のサポートがあり、それぞれ様々な競技をすることができます。その感謝の気持ち、そして仲間や相手をリスペクトする気持ち、大切に思う気持ちを忘れないで、蟹中生代表として、正々堂々と競技をしてきて欲しいと思います。
 それでは駅伝部の健闘を祈り、エールを送ります。皆さんも協力をお願いします。
 蟹江中学校、駅伝部、感謝、リスペクト、そして、自分を誉めたい走りができることを祈ってエールを送る。~エール~頑張ってください。
 
 10/24 朝礼 後期始スタート ~「時を守り 場を清め 礼を正す」~ 
 今日は認証式・表彰で時間を取りましたが、後期が始まって、最初の朝礼なので、一つお話ししたいと思います。後期が始まり、1年のちょうど折り返しです。通知表も来週いただきますね。自分の頑張りといただいた評価を比べて、次の生活に向けて、課題を見つけることが大切ですね。生活面でも同様です。この掲示物、見覚えありますね。どこに掲示してありましたか?そう、生徒玄関ですね。「時を守り 場を清め 礼を正す」蟹中生の皆さんに心がけて欲しい生活目標(生活の信条)です。
 はじめの「時を守り」とは、時間を守ると言うことです。朝礼では、こうしていつも5分前には入場し、心静かに式の始まりを待つことができますね。校内の生活ではもちろんですが、前期では3年生の修学旅行、2年生の野外教室でも5分前行動がしっかりできました。1年生はもうすぐ名古屋分散に出かけます。時間を守るということは、集団生活の中で信用・信頼を得るには大切なことですね。
 次に「場を清め」とは、掃除をすることです。環境を整える。ということです。職員室と中館の間の中庭、2年生の人が清掃してくれているのですが、日当たりが良くすぐに草が生えます。しかし、先日出てみると、とってもきれいに草がなくなっているところがあります。掃除をしていた人に聞くと前期の人から引き継いで除草してくれているとのことでした。「自ら(汚れに)気づいて」責任をもって、自らきれいな生活環境の維持に努める、ということです。他の場所でも同じです。責任をもってとてもきれいにしてくれているとこがたくさんあります。割り当てられたところをただなんとなく掃除するのではなく、自ら気づいて責任感をもって取り組むことが大切ですね。
 最後に「礼を正す」とは、挨拶をすること、返事をすることです。挨拶や返事は良好な人間関係の基本となります。今朝の朝礼の表彰でも素晴らしい返事の部がありましたね。先週、清掃時間に体育館へ行く途中、どろどろになった花のトレイを見つけました。そこで、2年生前の流しの掃除をしていた男の子に「これ、きれいに洗っておいてくれる?」と声をかけると、「ハイ!」と明るくとてもしっかりした返事が返ってきました。大変気持ちよく、うれしく思いました。
 この蟹中生の生活目標をリニューアルすることにしました。これまではコンピュータで作ったものでしたが、皆さんの手づくりの温かいものにしたいと思いました。もう既に依頼を受け、用意してくれた学年もあるかと思いますが、毛筆で作成してもらい、それぞれの昇降口に掲げたいと思います。後期のスタートに当たり、これまで以上に一人一人が「時を守り 場を清め 礼を正す」を心にとめ、さらに素晴らしい蟹江中学校にしていって欲しいと思います。話を終わります。
 
 
 
 
 9/26 朝礼 教育実習開始 ~一本のチョーク~ 
 「キンコンカーンコーン」「キンコンカーンコン」休み時間が始まりました。次は、G教生先生(以下G先生と言います)の研究授業です。G先生、初めての研究授業でかなり緊張しています。しかもG教生はめっちゃ字がへたくそです。教卓のすぐ前に座っていたSさん、そんなG教生の心の内を見透かしたように「先生、長いチョークを使うと、字、上手に書けるよ。」と教えてくれました。「えつ、そうなんだ。」G先生が振り返って黒板受けを見ると、残念ながら長いチョークはありません。“ピ~ンチ”すると今度はそのやりとりを見ていたI君が「先生、俺が職員室へ取りに行ったる~」と言うが早いか、教室を飛び出していきました。研究授業開始の寸前、I君は長いチョークを持って教室に駆け込んできました。G先生はその長いチョークを使って、いつもよりちょっぴり上手な字で板書をし、そして授業はいつもよりうんと落ち着いてできました。指導教官の先生からも「とってもよかった。」とお褒めの言葉をいただきました。“メデタシ、メデタシ”というお話です。さあ「G先生」って誰のことか分かりましたか?そう「後藤先生」、つまり私のことです。今から○○年前、私が教育実習に行ったときの本当にあったお話です。Sさん、I君のお陰で今こうやって先生をやっていることができる、と言っても言い過ぎではないかもしれません。一本のチョークが私の運命を決めました。でも、その一本のチョークには温かい気持ちが一杯詰まっています。人の人生って、出会いによって大きく左右されますね。
 今日、5人の先生との出会いがありましたね。皆さんがまた、その先生方の運命を変えるかもしれませんね。素敵な出会いになることを願ってお話を終わります。
 
 9/15文化祭開会式~○○が得意な人、さまざまな個性を発揮して~ 
 おはようございます。昨日は大変お疲れ様でした。今朝もあちこちの教室から、最後の合唱練習を頑張る皆さんの歌声が聞こえてきましたが…声は大丈夫ですか?応援のしすぎで声が枯れたちゃったという人いませんか?学校祭二日目が始まります。昨日が縦割りの体育祭、そして今日はクラス対抗の合唱祭が中心の文化祭です。縦割りブロックの一体感の余韻を、今度はそれぞれのクラスで発揮することになりますね。
 走るのが得意な人、ダンスが得意な人、応援が得意な人、そして歌が得意な人、ピアノが得意な人、指揮が得意な人、生け花が得意な人、PCが得意な人、絵・彫塑が得意な人、俳句・短歌が得意な人、実験・観察が得意な人、さらには聴くのが得意な人、拍手が得意な人などなど、それこそ百花繚乱、この二日間はいろんな場面で、いろんな形でそれぞれの個性、才能を発揮できます。そしてその様々な個性が、心を合わせて一つになる、そんな素晴らしい一体感を昨日、見せていただきました。今日一日、また皆さんのそんな姿を楽しみに応援したいと思います。
 最後になりましたが、本日も昨日に引き続き、たくさんのご来賓、ご家族、そして地域の方にお出かけいただきました。ありがとうございます。生徒たちの心を込めた合唱、吹奏楽発表、そして広島報告会に有志発表、楽しんでいただけたらと思います。どうぞよろしくお願いします。では、みなさん今日も一日頑張りましょう。
 9/14体育祭開会式~リスペクトの精神をもって~
 おはようございます。空模様が心配されましたが、素晴らしい秋空、絶好の体育祭日和となりそうです。皆さんの心がけが良かったのですね。このあとも皆さんの熱気で雨雲を寄せつけないようにしたいものです。
 本日は、横江町長様をはじめ、たくさんのご来賓の方にご臨席いただきました。また、大勢の保護者の方、地域の方に応援に来ていただきました。心よりお礼申し上げます。「ありがとうございます」
 さて、今年度の学校祭テーマは「百花繚乱~個性と才能の祭典」です。皆さんの右手前方を見てください。3年Nさんデザイン、生徒会執行部の皆さん制作による素晴らしいテーマ看板が掲げられました。蟹中生が華やかに美しく、そして力強く活動する蟹中祭の始まりです。ちょうど地球の裏側ではリオ五輪に続く、パラリンピックの真っ最中です。こちらもまさしく百花繚乱、さまざまな個性が素晴らしい才能を見せてくれています。私たちも負けないように個性と才能を発揮したいものです。そしてそのそれぞれの個性を繋ぐのが互いを思い敬う気持ち「リスペクトの精神」です。リオ五輪では、内村選手のライバル、ウクライナの体操選手の内村選手や審判への信頼のコメント、そして陸上女子5000mで転倒しながらも互いに助け合ってゴールした2選手の姿、また金メダルを獲得しても、相手選手への配慮から派手なガッツポーズを控えた日本の柔道選手の姿など、素晴らしい「リスペクトの精神」が心に残りました。蟹中祭でも「相手を思い、敬う気持ち」をもって、存分に「百花繚乱」、それぞれ頑張って個性と才能を発揮してください。皆さんの活躍を応援しています。
 
 9/1 始業式 ~蟹中祭、ブランコは自分で漕ごう!~
  1,2年生の人、黒く日焼けしましたね。一方、目の前の3年生の人は、少し日焼けが冷めたでしょうか?色白になりましたね。2学期が始まりました。すぐに学校祭もありますね。1年生にとっては、初めての学校祭。また3年生にとっては、中学校で最後の学校祭。そして2年生は、つなぐという大切な役割がありますね。そこで、私が中学校の時の学校祭のことを思い出してみました。1年生の文化祭で「人体迷路」という教室展示をしました。口に見立てた教室の入り口から入り、食道や胃、そして腸を迷路のように通って、おしりの出口から出るというものでした。できばえはともかく、入り口に大きな口の絵を描いたり、腸の内側のひだに見せるために卵パック、(その頃は、紙でできた入れ物でした)をいっぱい集めたり、今でもその時、みんなで一生懸命取り組んだことをはっきり覚えています。皆さんにも、蟹中での学校祭、是非いつまでも心に残るような素敵な行事にして欲しいと思います。そこで、今日は学校祭をより楽しいものにする秘訣を紹介したいと思います。
ところで、遊園地などにあるバイキングっていう大きな舟の乗り物、分かりますか?乗ったことありますか?得意な人?苦手な人?
 実は私も最初は、気持ち悪くて、あまり得意ではありませんでした。でも克服する方法を見つけました。それは、大きなブランコを自分で漕いでいるようにして乗るという方法です。気持ち悪くなるのは、身体と気持ち(心)がバラバラになるからなのです。「嫌だ」「怖い」と思って抵抗していると、身体は乗り物と一緒に動くけど、身体の中身や気持ちは後に残って、身体とバラバラになってしまうのです。だから気持ち悪くなるのです。気持ち悪くしないためには、気持ちと身体がバラバラにならないように、自分からブランコと同じように積極的に漕ぐんです。すると、気持ち悪いどころか、もっともっと楽しくなります。本当かな~?と思った人は今度試してみてください。ジェットコースターでも通用します。ただし後ろ向きは難しいですが…(^^;)学校祭をより楽しむ秘訣も同じです。皆さんは蟹中号というバイキングに仲間と一緒に乗り込みます。誰かが漕いでくれるだろうと思って隅っこに座っているだけでは、そんなに楽しくないし、ときにはバイキングから下りたくなることもあるかもしれません。一緒に乗り込んだ仲間と肩を組んで一生懸命漕いでみてください。きっともっともっと学校祭を楽しめるのではないでしょうか。いろんな行事がある2学期です。ぜひ、こうした気持ちを大切にして他のことにも取り組んで、より充実した2学期にしてほしいと思います。お話終わります。
 8/22 出校日② 努力は天才に迫る~努力・信頼~
  終わってしまいましたね。夏休みじゃないですよ。リオ五輪のことです。今、ちょうど閉会式が行われている頃だと思います。これでやっと寝不足気味の生活から抜け出せるのかな?って思いますが、みなさんはいかがですか?夏休みの課題は順調に進んでいますか?五輪三昧の生活を送っていた私は、夏休みにやらなければならない5つある大きな宿題のうち、まだ2つ残っています。残り10日間で集中して頑張ろうと思っています。
 ところで毎日大切な睡眠時間を削ってまでテレビ観戦したリオ五輪、皆さんに伝えたいことがたくさんできました。全てお話ししていると、いくら時間があっても足りませんので、今日は、日本チーム最後のメダルとなった先週の土曜日の陸上400メートルリレーについて、お話ししたいと思います。
 土曜日の朝のことなので、ライブで見たという人もたくさんいることと思います。日本の山県選手、飯塚選手、桐生選手、そしてケンブリッジ飛鳥選手の4人で臨んだ男子400メートルリレーで、ウサイン・ボルト率いるジャマイカチームに続いて2位でゴール、見事銀メダルを獲得しました。それだけでもすごいことなのですが、この4人はもちろん日本では最速の4人ですが、全員が100m10秒台です。一方ジャマイカチームの4人はボルトをはじめ、4人全員が100m9秒台、ちなみに失格にはなってしまいましたが、アメリカチームも同じく全員が9秒台。日本チームは全員10秒台ですから、そのまま合計すれば400m40秒台と言うことになりますが、記録は37秒60。4人のベストタイムの合計よりも2秒78、バトンリレーで縮めたことになります。同様にジャマイカチームは1秒62,アメリカチームは1秒51短縮しました。実に日本チームは、ジャマイカやアメリカのチームよりもバトンタッチの技術で1秒以上タイムを縮めたことになります。1秒というとたいしたことないように思うかも知れませんが、100メートルで1秒と言うことは距離にすると約10メートルもあるのです。体格差やもともとの身体能力におけるハンディキャップをバトンタッチの技術で埋めたのです。その結果の銀メダルですね。いかに大変な練習を積み重ねてきたかがよく分かります。そしてもう一つ、勝因として4人のインタビューを聞いていて感じたことがあります。それは4人が互いをとても信じ合っていると言うことです。皆さんも体育の授業で、リレーの練習をしたことがあるでしょう。その時、バトンをも受ける人は、バトンがきちんと渡るかどうか、何度も振り返ることはありませんでしたか?日本代表の選手は、仲間が必ず渡してくれると信じて、前を向いて全力で走ったのです。“信頼”と“努力”が日本チームの強さの秘訣だと思いました。今回は、“努力と信頼は天才に迫る”というところまでいきました。きっとあとコンマ数秒、距離にして3~4メートルの差は、東京五輪までに更なる努力と信頼で逆転してくれるのではないかと楽しみにしています。私たちの体育祭にも参考にできますね。夏休み残り10日、この10日間、交通事故等の多い時期でもあります。気をつけてくださいね。お話終わります。
 8/1  出校日① ~ハスは泥より出でて~
 夏休みに入って10日程過ぎました。この間、西尾張、県大会等があり、先ほどの表彰となりました。賞状には一歩手が届きませんでしたが、剣道の加藤君、西尾張大会を勝ち抜き、県大会では最後まで諦めない、堂々とした立派な姿を見せてくれました。また水泳の神尾さん、陸上800mの後藤さん、久保田さんも、同様に全力で泳ぎ、走る姿、感動しました。ありがとうございました。紹介した皆さんに共通することはなんでしょうか?それは、「ちゃんと種を蒔き、大切に育てている」と言うことです。終業式にお話ししたこと、覚えていますか?「あなたは、どんな種を何粒 蒔きましたか?蒔いた種は芽が出るように大切に育てましょう」というお話です。“種を蒔く”ということは、何かを始めると言うことです。そして“大切に育てる“とは、芽が出るように一生懸命努力する、ということです。それぞれ「剣道」、「水泳」、「陸上」という種を蒔き、一生懸命努力してきた。その結果、素晴らしい芽が育ち、今回の結果に繋がりましたね。きっとまだまだこれからも努力し、将来もっともっと立派な花を咲かせてくれるのではないかと楽しみにしています。 (ハスの写真を見せて)これは何の花か分かります?ヒント、根っこは穴の開いた食べられる野菜です。そう「ハスの花」です。このハスは「古代ハス」と言って、2000年も前の種から発芽したハスの花です。こんなに立派な花を咲かせましたが、2000年間、種のままだったのです。種が固い皮に覆われているため、何もしないと芽を出さないのです。皆さんの中にもきっと素晴らしい種がいっぱいあるんじゃないでしょうか?蒔いて育てようとしなければ、折角の種も芽を出し、花を咲かせることはありません。2000年間眠ったままでは、遅すぎますね。
 ところで「ハス」は、どんなところで育つか知っていますか?泥の中で育つのです。そして、泥の濃度が高ければ高いほど、大きくきれいな花を咲かせるんだそうです。そうしたことから「蓮は泥より出でて、泥に染まらず」そんな言葉もあるのです。泥の中をしっかり育つ、つまり苦労が多ければ多いほど、素晴らしい結果に繋がると言うことです。まだ何の種も蒔いてなかったと言う人、まだ夏休み始まったばかりです。ちょうど今日から8月です。今からでも遅くありませんし、皆さんの中にある素敵な種、ちゃんと蒔いて、育ててみませんか?
 5日後に開会式を控えたリオ五輪にもそんな素敵な種を蒔いた人たちがたくさん登場します。少し話が長くなりましたが、そんな人の中から私と同じ三重県出身の陸上選手「衛藤昂」さんについて、もう少し話をさせてください。衞藤選手の種目は、先程表彰をした渡邊君と同じ「走り高跳び」です。五輪出場権をかけた最後の大会で自己ベストを更新する2m29cmをクリアし、五輪行きの切符を手に入れました。そんな衛藤選手、実は高校入学時は163cmと小柄だったのです。身長を伸ばそうと、練習後、鉄棒に足を固定して逆さになってぶら下がった。家でもお父さんの作ってくれた鉄棒にぶら下がった。風呂上がりには必ずストレッチをした。体調管理のため、午後9時以降は食べ物を口にしない生活を続けた。その結果、身長は183cmと20cmも伸び、記録も伸びたそうです。鉄棒作戦が、そんなに効果があったかどうか分かりません。しかし、芽を出すために、粘り強くあらゆる努力を続けた、というところが素晴らしいですね。4年に一度の五輪、パラリンピックです。皆さんもぜひお気に入りの選手や競技を見つけ、応援してみてはどうでしょうか?きっといろんなことを感じるのではないかと思います。お話終わります
 一学期終業式(H28.7.20) ~種をまき、芽が出るように大切に育てましょう~
 9日の水泳でスタートした海部地区中学校体育大会が、17日に終わりました。私も応援に出かけましたが、なかなかうまい具合に試合時間と合わず、直接応援のできない競技もいくつかありました。そんな中、見事に西尾張大会への出場を果たしたサッカー部のみなさん、柔道部道永君、剣道部加藤君、日高さん、そして特設水泳部の黒田君、神尾さん、平野君、深谷君、後藤君、本当におめでとうございます。今度は、学校の代表と言うだけでなく、この海部地区を代表しての出場となります。誇りをもって精一杯がんばってきてください。そして今回は残念ながら次の大会へ進めなかったみなさん、「♪やりきろーぜ、やりきろーぜ、おーれ、おーれ、おーれ♪」(※サッカー部のチャント=かけ声)練習で培ってきた力、今大会で出し切ること、やりきること、できましたか?緊張の場面で、いつも通りの力を発揮できなくて悔しい思いをしたと言う人もきっと大勢いることと思います。だけど、みなさんのがんばりは当日の試合の勝ち負けだけに表れるのではありません。ある試合会場で応援していたら、隣にいた保護者の方が、観客席で応援する皆さんのを見て「みんなの応援、本当に有り難いです」と言われました。前後半一時間近くある試合時間の間、メガホンを片手に声をからしてずっと応援してくれているのです。また、試合の開始には必ず大きな声で校歌を歌って、チームを勇気づけてくれている部もありました。またある会場では、先輩の一勝負毎に勝ったときは大きな拍手を送り、負けたときは「ドンマイで~す」と、大きな声で声援を送っている後輩を見かけました。そして、またある会場では、『トイレのスリッパをきちんと整頓してくれている蟹中生を見かけた』、という嬉しい話も耳にしました。そういえば、今回どこの大会会場に行ってもトイレのスリッパがきちんと整頓されていました。あれはみんな蟹中の…なんて思ってしまいました。こうした素晴らしい姿、もちろんその人自身も素晴らしいのですが、この素晴らしい姿は、きっと、それぞれの部活で日頃、先輩たちの後ろ姿を見て、自然と受け継いできたものなのではないでしょうか?勝敗はその日一日だけのものです。しかしこうして身につけた素晴らしい姿は、これからもずっと続いていくものです。3年生のみなさんは、間違いなく後輩に素晴らしい後ろ姿を見せてきました。自信をもってください。そして、その自信を力に、それぞれの新たな目標に向かって進んでください。また1、2年生の人たちは、先輩から受け継いだ素晴らしい姿勢をさらに確かなものし、次の後輩へ引き継げるよう一層努力してください。
 さて、明日からの夏休み「どうしたもんじゃろのぉ~」って言う人はいませんか?もちろんもう計画は立っていますよね。ところでこの「どうしたもんじゃろ」、知っていますか?NHK連続テレビ小説とと姉ちゃんの口癖です。とと姉ちゃんのモデルとなった大橋鎮子さんという女性は「暮らしの手帖」という雑誌を出版した人です。戦争に敗れた日本で、くらしに困っているみんなの役に立つ情報をいっぱい提供し、みんなを元気づけようと出版が始まり、今も発行されています。そこで先日図書館に行ってバックナンバーを一冊借りてきました。もともと女性向けに編集された雑誌ですが、ぱらぱらっとめくっていくと、興味深い記事がいっぱいです。その「暮らしのヒント集」というページから、夏休みを迎える皆さんに暮らしの大切なヒントを一つ紹介したいと思います。 「あなたは今日、どんな種を、何粒まきましたか?まいた種には水をあげて、芽がでるように大切に育てましょう。決して悪い種をまいてはいけません。」と言うヒントです。夏休みは新しい種をまくには、最適な時期です。さて、皆さんはこの夏休みにどんな種をまき、どんなふうに育てますか?。安全、健康に留意して、素敵な種をまき、丈夫な芽を育ててください。新学期、みなさんに会えることを楽しみにしています。お話終わります。
6/27 朝礼③:校長講話
 今日はこの後、ブロック抽選会が予定されていますので、一つだけ簡単にお話をしたいと思います。先日、評議員会というのがありました。地域に住んでいる評議員という方に学校について色々、ご意見を伺う会です。授業も見ていただきました。どのクラスも、またどの子も、大変真剣なまなざしで授業に臨んでいる姿を見ていただき、とてもみなさん感心していらっしゃいました。その中でこんなことがありました。家庭科の調理実習の授業だと思います。エプロンの紐を後ろで結ぶのに苦労している子がいました。すると、隣にいた子が、さっと手伝ってあげました。紐を結んでもらった子は、自然に「ありがとう」と。困っているときに助けてもらうと、嬉しいですね。そして、助けてあげた人も「人の役に立つことができた」というのは、当然のことをしただけかもしれませんが、幸せなことだと思います。また、そのやりとりを見ていた私たちも温かい気持ちになりました。人の役に立つことができる、そんな幸せを感じることができる体験が蟹江町にはたくさんあります。「夏休みボランティア福祉体験」もそのひとつです。「ボランティア」について一日学び、その後、実際に小さい子またはお年寄りの方のお手伝いをするというボランティアです。幸せを感じることができる体験です。既に60名近い人が申し込んでいるようですが、締め切りは7/6、まだ余裕があります。よろしければぜひ申し込んでください。
6/17 相撲壮行会
 平成の大横綱といえば?そう、「白鵬」ですね。優勝回数37回と圧倒的な強さです。しかし、昭和の初めその白鵬よりもある意味ずば抜けて強い大横綱がいたことを知っていますか?「双葉山」という力士です。優勝回数こそ12回ですが、それは年に2場所しかなかった時代、今のように6場所あれば、×3で36回、白鵬と変わらなくなります。そしてその白鵬も破れていない大記録が69連勝という連勝記録です。しかも1年に22回しか相撲を取らない時代のことですから、69連勝したときは、実に3年半近く負け知らずだったのです。白鵬も含め、1年以上負け知らずの力士なんて一人もいません。双葉山という力士は伝説的に強い力士だったのです。その双葉山の名言を今日は皆さんに紹介したいと思います。
「稽古は本場所のごとく、本場所は稽古のごとく」という言葉です。つまり「練習はいつも本番のように真剣に、そして本番はいつも練習のように緊張せずにリラックスして」ということだと思います。ぜひ、この言葉はこの後夏の大会に臨む他の部の皆さんにも心にとめておいて欲しい思います。では、今日は、次回地区大会壮行会に出張で参加できないので、地区大会の応援も兼ね、私の第2応援歌をエールの代わりに贈ります。
5/27 陸上選手激励会
 生徒会の皆さん、心のこもった壮行会、ありがとうございました。ところであの(入学式でお話をした)五郎丸選手、怪我をしてしまいましたね。自分より10cm以上も大きく、20kg近く重い選手にトライさせまいとタックル、つまり体当たりした結果です。復帰までには3ヶ月かかるそうです。そのあとの記者会見で五郎丸選手は何と答えたか知っていますか?「ノー・プロブレム」と答えたんです。どういう意味ですか?「問題ないよ。」「気にしていないよ。」と言うことだと思います。そして、「今後は怪我の回復に努めたいと思います。私はこれからも前を向いてチャレンジしていきます。」と答えたそうです。さあ、今にここに立っている皆さん、そして残念ながら今回、選手にはなれなかったけど、自ら進んで特設陸上に参加した皆さん。皆さんは既に、前向きな気持ちで何かにチャレンジすることができました。素晴らしいことです。ぜひ、明日の大会では、その気持ちを大切に、蟹江中学校の代表として、失敗を恐れず全力で競技に臨んでください。では、選手の皆さんに心を込めてエールを送ります。エール初心者ですが、失敗を恐れずやりますので、みなさんも一緒に応援してください。
5/16 朝礼②:校長講話
 気がづいたら連休も終わり、入学式・始業式から1ヶ月以上経ちました。1年生の皆さんは本格的に部活動も始まりました。先輩の後ろ姿から、毎日学んでいますか?ただ教えてもらうのを待っているのではなく、先輩たちの様子をよく観察し、そこから積極的に学ぶようにするとよいと思います。また2年生の皆さんは、先週「職場体験」がありましたね。お疲れ様でした。どうでしたか?「働く」っていうことはどういうことか、体験の中から少しは理解することができたでしょうか?今後、体験のまとめ学習があると思います。そこで多くの友達と情報交換することで、自分たちの体験をさらに確かなものにできることと思います。そして3年生は2泊3日で東京方面へ修学旅行に出かけました。私も同行しました。出かける前の週間天気予報では、一日目、二日目と大きく天気が崩れると予想されていたのですが、実際は一日目のディズニーでの夜、パラパラと雨が降った程度で、3日間通してとても良いお天気でした。特に東京スカイツリーに上った最終日は、雲一つない青空、展望台のガラス越しには、手で触れられるんじゃないかと思うほど、くっきりと富士山が近くに見えました。帰りの新幹線から出て行くときの3年生の皆さんの顔、とてもたくましくそして穏やかないい顔をしていました。わずか3日間のことですが、自分たちで計画し、それをしっかりやり遂げたという自信ともうすぐ我が家に帰れるというほっとした気持ちが表れていたのだと思います。もちろんこの旅行成功の裏には家族や旅行者の人、そして先生や旅行の途中で出会った人々のいろいろな支えがあったということも決して忘れていないと思います。ぜひ、今後の学校生活、そしてそれぞれの人生に生かしていってほしいと思います。
 ところで、その修学旅行の初日5月10日から今日5月16日までの1週間は○○週間だったのですが、何と言う週間だったか知っていますか?そう「愛鳥週間」です。この学校にもたくさんの野鳥がやってきます。以前は職員男子トイレの換気扇カバーの上にセキレイという鳥が巣を作ったこともありました。また、青い宝石と呼ばれるカワセミが中庭の池にやってきたこともあります。そして今、私が気になっているのは、体育館センターコートに巣のある鳥、そう「ツバメ」です。残念ながらセンターコートにある巣は今年は今のところ放置されたままのようです。しかし、武道場の階段下にある巣には、今年もツバメがやってきているようです。ツバメはよく前に使っていた巣を利用することがあるようです。一から作るより、早くできるからです。ちょうど武道場の巣は、昨年の巣の上の部分をリニューアルして作ったようです。土の色が違っています。きっとそのうちここで子育てが始まるんじゃないかと今から楽しみにしています。「ツバメがいる家は縁起がいい。」と昔から言います。きっと、あのツバメたちがこの蟹江中学校にもたくさんの幸運を運んできてくれるのではないかと思います。掃除場所に当たっている人は、糞の始末など、ちょっと大変かもしれませんが、また南方へ飛び立っていく日までみんなで温かく見守ってあげてください。まだまだ自然豊かなこの蟹江町、勉強に部活に忙しい毎日ですが、ちょっと周囲の自然に目を向ける気持ちも大切にしてほしいなあ、と思ってのお話でした。終わります。
 4/18 PTA総会 校長あいさつ
 4月から校長としてお世話になります。後藤尚人と申します。どうぞよろしくお願いします。
 「どうしたもんじゃろのう」始まりましたね。「とと姉ちゃん」ご覧になっていますか?20%強の視聴率ですから、4人に1人くらいの方はご覧になっているのかと思います。私は録画をして、毎日欠かさず視ています。ご覧になっていない方のために、あらすじを少しお話しします。舞台は浜松です。両親と仲良く暮らしていた3姉妹でしたが、父親を病で早くになくしてしまいます。そこで、主人公の長女が父の代わり、つまりとと姉ちゃんとなって家族を守っていくというお話です。早々に主人公の父が病でなくなってしまい、経済的にも苦労するという展開なのですが、なぜかそんなに暗い印象になりません。その一番の理由は、もちろん主人公はじめ三姉妹と親子が仲良く、そして明るく行動力があるからだと思います。。しかし、もう一つとても印象に残ったことがあります。それは、家族みんなの言葉遣いがとても丁寧だと言うことです。封建色の強い時代です。子どもが両親に対してというのはわかります。しかし、西島さん演じる“とと”も帰宅し、玄関を開けると、「お帰りなさい」と迎えると家族一同に対して「ただいま帰りました」と、とても丁寧な言葉遣いで応じるのです。家族の中でもみんなが互いに丁寧な言葉遣いで会話をする。それがよそよそしさを感じさせるのではなく、なぜかほっとするような安心感を感じさせてくれるのです。互いを大切にし合っているというぬくもりが伝わってくるからではないかと思うのです。そういえば、前任の今井校長も何年か前、この場で「行く言葉が美しいと来る言葉も美しい」という韓国のことわざを紹介されたたことがありました。逆に「売り言葉に買い言葉」という表現もあります。互いに丁寧で優しい言葉遣いで接していれば、みんな仲良く気持ちよく生活することができるのではないでしょうか。改めて言葉の大切さを感じています。とと姉ちゃんの家族とまではいかないかも知れませんが、家族の中でも、学校でも、そして地域でも相手を尊敬し、優しい丁寧な言葉遣いをみんなで心がけていきたいと思っています。それでは、蟹江中学校本年度スタッフを紹介させていただきます。
 4/18 朝礼①:校長講話
 春の大会が始まりましたね。この土曜日は、バスケ男女とハンド女子の試合の応援に出かけました。残念ながらどの試合も負けてしまいましたが、感心したのは、どの部も良い雰囲気でゲームをしていたこと、そして何より3試合とも後半に追い上げるなど、最後まで諦めずに頑張っていたことです。まだ始まったばかりです。ぜひみんなで力を合わせ、夏の大会に向け、練習に取り組んでください。また、その日は吹奏楽部は、蟹江町桜祭りのステージに出演しました。とても暑い日になりましたが、たくさんの人が蟹中吹奏楽部の演奏を楽しみに出かけてくださっていました。部活で頑張っていることが、他の人の喜びや地域の発展に繋がっていく、というのはとても素晴らしいことだなって改めて感じました。炎天下、お疲れ様でした。そうそう日曜のハンド男子は快勝したようですね。残念ながら、応援に行けませんでしたが、また時間を見つけて、応援に行きたいと思います。頑張ってください。
 ところで、今日は今年度初めての朝礼になりますので、一つお話をしたいと思います。入学式で「失敗しよう」のお話をしましたが、なぜその話をしようと思ったのか、その[番外編(裏話)]、今風に言うと入学式式辞スピンオフです。
 話をするときは、どんな人に聴いてもらうのかをまず最初に考えます。入学式だから当然主役は新入生、中学1年生です。自分が中学の入学式はどうだったかな…?と考え、思い出したのは、入学式前夜、お風呂でのこと。「明日は、入学式、よし、いつもより念入りにあっちこっち洗って、ピカピカにして入学式に出よう」そう思って、タオルであっちこっちゴシゴシと磨きました。特に顔は念入りに。きっとイケメンになって人気者になろう、女の子にもてよう!そんな気持ちもあったのだと思います。で、どうなったと思いますか?朝起きると、母親から「どうしたの、その顔?」、「えっ、と思って鏡を見ると、顔の皮がめくれたように真っ赤になっていました。」大失敗の巻です。外見だけ、突然磨いてもダメ、中身からしっかり磨かなきゃ、ということです。中身を磨くためには、勉強を一生懸命やったり、部活動に真剣に取り組んだり、いろんな本を読んだり、毎日こつこつ努力することが必要ですね。私は中1の入学式にそんなことを思い知らされました。入学式では、同じ小学校の友達に「どうしたのその顔…」と心配されました。そこで、今回の入学式の話となったわけです。人間は中身からこつこつじっくり磨こう!という私の失敗談です。以上お話、終わります。
 4/11 新入生歓迎会
  新生徒会の皆さん、本格的な初仕事、年度末年始の忙しい時期にお疲れ様でした。きっと伝えたいこと、新入生の皆さんにちゃんと伝わったことと思います。ありがとうございました。ところで蟹江中学校へいらっしゃるお客さんから「立派な校舎ですね。特に体育館が素晴らしいですね。」などと言われることがよくあります。中には「(あまりに立派な建物なので)学校だと思わずに、前を一度通り過ぎてしまいました。」とおっしゃる方もいらっしゃいます。そんな方に私は、口には出しませんが、内心「中身の方がもっと立派です。」と、思っています。確かにこの体育館、斬新なデザインで素晴らしい建物だと思います。でも、今、目の前に座る建物の中身になる皆さん、決してその体育館、つまり外見に負けていません。ところで、この蟹江中学校の生徒の座り方、独特だと思いませんか。私のこれまでの経験だと、下級生が前で、上級生が後ろに行くパターンが多かったように思います。しかし、蟹中は違います。3年生が前で、そしてその後ろに1年生と2年生が座ります。これにはちゃんとした訳があるのだと思います。サッカーの話になりますが、なでしこジャパンに澤穂希という選手がいましたね。女子サッカーのワールドカップでMVPに選ばれた選手です。澤選手は試合でチームが苦しいときに「頑張れ」と言うのではなく「私の背中を見なさい」そう言ってチームメイトに檄を飛ばしたそうです。蟹江中学校の上級生も同じです。口で「頑張れ」などと言うだけでなく、自分自身が頑張る後ろ姿を見せる。下級生はその後ろ姿を見て学ぶ。そういう先輩後輩の関係ができています。新入生の皆さん、改めて「ようこそ蟹江中学校へ!」これから2年間、2年生、3年生の後ろ姿をしっかり見て、そして先輩たちに負けないような蟹中生になってください。以上、お話終わります
  平成28年度 入学式【式  辞】(H28.4.7)
 やさしい春の訪れが感じられるこの良き日、平成二十八年度入学式並びに始業式を挙行するにあたり、蟹江町長 横江淳一様はじめ、ご来賓の皆様方には早朝よりご臨席を賜りました。高い席からではありますが厚くお礼申し上げます。 ありがとうございました。 新入生のみなさん、入学おめでとうございます。背筋をしっかり伸ばし、引き締まったとてもいい顔をしていますね。みなさんは、今日からこの蟹江中学校の一員です。みんなで力をあわせ、新しい生活の第一歩を力強く踏み出しましょう。
 三年生、二年生のみなさん、進級おめでとうございます。三年生はいよいよ最上級生、これまで先輩たちが築いてきたこの蟹江中を、さらに素晴らしい学校へと導いていってください。二年生は、中堅学年、伝統を繋ぐというとても大切な役割があります。三年生と共に、新入生のみなさんが一日も早く立派な蟹中生として自立できるように応援してあげてください。 
 さて入学式・始業式にあたり、全校のみなさんに、心に留めてほしいことを一つお話します。
 昨年秋、イングランドで行われたラグビーワールドカップの五郎丸選手のことを覚えていますか?人差し指を立てて行う独特のポーズとともに一躍有名になりました。その五郎丸選手、実は早くから注目されていましたが、毎回惜しいところで代表に選ばれず、昨年二十九歳で初めてワールドカップに出場できたそうです。代表に選ばれなかった頃の五郎丸選手は、自分のキックを一本一本、ビデオに撮って どうやったらもっと上手にキックできるか研究し、一生懸命練習したそうです。その努力の成果が昨年の大活躍に繋がりました。
 今、五郎丸選手はラグビーの本場、オーストラリアのプロチームの一員となっています。しかし、世界の一流選手が集まる中 なかなか試合に出ることもできず、ベンチに座っていることも多いようです。では、なぜ五郎丸選手はわざわざそんな厳しい環境の中でラグビーをしようと考えたのでしょうか?日本でプレイしていれば、失敗することもなく、もっと活躍できていたのではないでしょうか。しかし、五郎丸選手のねらいは、すぐに「成功」することではなかったのです。「失敗する」ことが、ねらいだったのです。
 失敗したら、何がいけなかったのかを一生懸命考え、努力する。五郎丸選手は「失敗の先に何かがある」、言い換えれば「失敗しなければ何もない、成長もない」と、考えたのです。
 新入生の皆さんは、小学校を卒業し、中学校という新しい世界の一員になりました。また二年生、三年生の皆さんもそれぞれ一年ずつ進級し新しい世界が始まります。ぜひ、皆さんにはその新しい世界で、いろんなことに前向きに取り組んでたくさんの失敗をしてほしいと思います。そしてその失敗から多くのことを学び、もっともっと成長してほしいと思います。 
 私も校長一年目、この一年たくさんの失敗をし、成長しようと思っています。「失敗は成長のもと」なのです。どちらがたくさん、いい失敗をするか 競争しましょう。
 最後になりましたが、保護者の皆様、本日はお子様のご入学まことにおめでとうございます。大切なお子様を三年間お預かりします。本校職員、一人ひとりの力は微力ですが、子どもたちへのやさしい愛情と教育への厳しさは誰もがしっかりもっています。職員一同力を合わせ、お子様の成長を全力で支援していく覚悟でございます。一層のご理解・ご協力をお願い申し上げ、式辞といたします。

                                                                                                                       平成二十八年四月七日  蟹江町立蟹江中学校長 後藤尚人
 就任 校長あいさつ(H28.4.1)
  開校70年を迎える本校は、海部・津島地区の中東部に位置し、東は名古屋市に隣接し、鉄道では名古屋駅までわずかに10分という大都市名古屋を生活圏とした位置に立地しています。一方、蟹江川など大小様々な川が曲がりくねるように流れ、水と緑の自然豊かな水郷地帯としても知られます。江戸時代から続く伝統の川祭りは、国指定重要無形民俗文化財に指定されています。本校生徒は、こうした新旧調和のとれた発展を遂げている地域に育ちました。そこで、生徒たちには、「地域」の自然、文化、そして「地域」の人々とのつながりを実感する町として、将来、「地域」の発展を担う人材へと育てていきたいと考えています。
 そうした中、地域の方に講師等として、本校の教育活動にご協力いただくばかりでなく、生徒たちの力を地域に貢献できるような活動にも力を入れてきました。今後もこの「地域」と「学校」の双方向の繋がりを一層重視し、学校教育に取り組んでいきたいと思います。中でも、平成14年度から始まった、本校独自の「ようこそ先輩」事業は、身近な先輩の後ろ姿が生徒たちのキャリア教育になくてはならないものとなっています。また本校造形部制作による壁画のある地下道清掃や地域行事への吹奏楽部の出演などは、生徒にとって大変やりがいを感じる活動となっています。
 こうした活動を通し、本校の校訓である「創造・自律・忍耐」をもとにした「個性あふれる知・徳・体の調和のとれた人間形成を図る」、「自然と人間、心と物の調和のある創造的で活力に満ちた社会の発展に尽くす態度を養う」という教育目標 の達成を、職員一同が、力を合わせて目指していきたいと考えています。どうぞよろしくお願いします。
                                                    校長 後藤尚人

 

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