朝まで降り続いていた雨は式が始まる頃にはすっかり上がり、春の陽気さえ感じる巣立ちの日となりました。3年間共に過ごした蟹江中学校とも今日でお別れです。
卒業証書授与ではみんな立派に返事をして証書を受け取ることができました。一人ひとりの立派に成長した姿を見ると思わず涙が溢れました。校長先生からは、3年生の文化祭での合唱は言葉に表すことができないほどすばらしかったという話がされました。これだけすばらしい合唱をつくり上げることができるみなさんなら、これから先どんな困難があっても必ず乗り越えることができる。そして、何より177名全員が出席できたことに、この学年の絆の強さが感じられるという言葉が送られました。
また、在校生代表による送辞では、3年生への感謝の気持ちが伝えられました。何をやるにも3年生は常にリーダーシップを発揮して、自分たち在校生を引っ張ってくれたという言葉が印象的でした。また、自分たちも来年は必ず3年生のような上級生になりたいとも伝えられました。
そして、代表生徒による答辞では、「これまで仲間とたくさんの感動をつくってきました。しかし、今日新たに感動をつくります。」という言葉が印象的でした。最後の最後までこの仲間とやり遂げたいという強い気持ちを感じました。本当にすばらしい学年ですね。
最後の合唱では、今まで以上にすばらしい歌声に感動しました。この合唱を聞くのもこれが最後だと思うととても寂しいです。合唱中多くの生徒が涙している姿を見ると、3年間の中学校生活がいかに楽しかったかを知ることができました。3年生のみなさん、たくさんの思い出をありがとうございました。